我が家の感染源の家族とは、家族ぐるみでの長い付き合い。
その家族は緊急事態宣言の最中、
ワクチン未接種のまま、県外に何度も旅行していた。
大丈夫かなと心配していたところでの感染発覚。
息子から夫と私に感染した。
後遺症で苦しい時も、気にしちゃうかなと思って、あまり「苦しい!」「痛い!」は口に出さないようにしていたが、
身体中の痛みに耐えながらヨタヨタ歩いている姿も、
少し動いただけで、ゼェーゼェー息を切らしたり、胸痛に襲われ胸を抑えている姿も、
彼女は目の前で何度も見ていたはず。
思わず「苦しい!」と声を出してしまった時もある。
最近は胸痛や息切れなど起きていないので、
苦しむ様子は見せてはいないが、今も体力は落ちたまま。
体力が戻ってないことを彼女に話してはいなかったが、
感染前、私が週末、キロ単位で歩いていたこと話していたので、体力があるという認識のままらしく、
先日、ランチした時、
「にこちゃんは、よくウォーキングしていて体力があるから、この暑さの中でも大丈夫だよね!」
とニコニコしながら言われた。
「いやいや、全然、体力ないし、この暑さはしんどいわよ」
それしか言わなかったが、
感染して10ヶ月以上経った今でも影響が残っているなんて思ってないのだろう。
彼女は「髪の毛はかなり抜けた」
と言っていたけど、療養明けから、いつも元気だから。
悪気があっての発言ではないことはわかってはいるが、
うーん、なんだかなーと思ってしまった。
ランチに同席していた他の友人が、彼女が席を離れた時に、
「にこちゃん、体力戻ってないよね?
○○さん、相変わらずだね。」
「うーん。なんだかねぇー。悪気はないんだろうけどー」
多くは語らなかったが、友人が私の心のモヤモヤに気づいてくれたのが救いである。