ほんのちょっとだけ早歩きしたり、自宅の階段の登り降りをしただけで、ハァハァ息が苦しい。

ドクドクと心臓がうるさい。

前よりは息が整うまで時間がかからなくなっているような気もするが、とてもとても回復しているとは思えない。


私が後遺症から抜け出させずにいる一方、同時期に感染した家族は後遺症があるようには見えず、元気いっぱいに過ごしている話を聞いて、複雑な気持ちになる。


後遺症が残るか、残らないか、運の問題で誰が悪いというわけでもないのは頭ではわかっているが、なぜ私が選ばれなければいけないのか。


決して不摂生な生活をしていたわけでもないし、

自粛しないで遊んでいたのなら自業自得だと思うが、不要不急の外出を控え感染対策してたのに。


我が家は今も感染のリスクがある場所の利用を控えているが、学校には行かせている。

息子の学校で陽性者が出て学級閉鎖。

こちらがいくら対策をしていても、ただ同じ場所を共有していただけで、関係してくるのだ。

感染しなかっただけ、濃厚接触者にならなかっただけ良かったと思うほかないが、何とも複雑な気分である。