サラダチキンが思いの外、家族に好評である。


普段、私が作ったものに対して、褒めるようなことを言わない息子だが、

息子「このサラダチキン、作ったの?」

私、「うん、買ってきたのと遜色ないでしょ?」

息子「うん、いいんじゃない⤴︎

飽きるまで毎日、食べたい。切らさないように作って!」

と言っていた。

鶏胸肉は安いし、簡単なのでお安い御用である。

小さい頃は食べることに執着がなく、食事に1時間もかかっていたあの頃が懐かしい。


夫が「サラダチキンうまいね。太っちゃったから、昼もサラダにして!」と言ってきた。

え?昼食をサラダだけにすると言う意味?

私「昼ごはんは、サラダだけにするの?

サラダを作るのはいいけど、お昼、サラダだけなんて嫌だよ!どうせ足らないくせに〜」

夫「じゃー、にこは別のものにすればいいじゃん。」

私「別メニューとか面倒じゃん。野菜多めのメニューにするから、同じものにしてくださいな。」


料理は好きな方ではあるが、毎日、三食、しっかり作るとなると、時々、サボりたくなる。

別に買ってきたものを出しても、怒られるわけでもないので、サボりたければサボればいいのだ。

我が家の周りには、徒歩数分のところに、コンビニも飲食店もたくさんある。

でも、変なところで意地を張り、ちゃんと作らねば!という気持ちが勝つのである。


コロナで発熱していた時は、さすがに作らなかったが、後遺症で本当に身体がしんどい時も、そんな意地が顔を出し、どう動いたら、あまり痛みを感じずにできるか考えながら、時間をかけてでも作っていた自分に対して、そんな時くらい、楽すれば良かったのに、私って馬鹿だな!と思いつつ、そんな時まで頑張ってた自分を褒めてあげたいなと思う今日この頃である。