今年の雛祭りは平日の金曜だったので、ひっそり過ぎ去った感じですね。普段から行事には全く力を注いでおらず、出来れば気づかないふりしたいダメ母なのですが、少しくらいは雛祭り感を出そうかと思い、まず、子どもたちの朝ご飯に雛祭り風デザートを出してみました。↓↓
はい、得意の手抜きケーキです(^^;; 市販のロールケーキを切り、塗るだけホイップを絞り、その上にお菓子の小枝(桃味だったかな?)を折って配置しただけ。子どもらの反応は?というと…
息子: 「何これっ⁇」
母(私):「いや、今日はさー、雛祭りでしょ?」
やっぱり、言葉で言わないと気付いてもらえなかった(−_−;)
ま、それはいいとして、今はこんな雛祭り仕様のキャラメルコーンがあります。↓↓
↓こちらは娘の箪笥の上に何とかスペースを作った雛飾り。娘、小物を溜め込むタイプで、背景がごちゃごちゃしております(-。-; 主役が見え難い感じで済みません!
で、もう一つ。こちらは折り紙で手作りした雛飾り。↓↓ 私が作った訳じゃないです。職場の、なんと男性社員の方が折っていらっしゃいました(我が家の男どもには絶対に無理な作業だなっ(ーー;))。職場の休憩室にこのように飾られていたわけですが、折り紙、何だか風情ありますね〜。レッドカーペット⁇と、金屏風も全て折り紙。なんか、人形の雛飾りより、折り紙の方が新鮮にみえてしまうのは何故だろう。令和の時代においては、折り紙のほうがいいかもね、省スペースだし。
で、話変わり、本の紹介を一冊。↓↓
こちら、落語家の立川志の春さんという方のエッセー本。実は、夫の中学・高校時代の同級生で、【イエール大学卒で三井物産に就職したのに辞めて落語家になったやつがいる!】という話は聞いていたので、夫がAmazonで購入したのを借りて読んでみました。私自身は、安泰の身分を捨てて落語家になった理由に興味があったのですが、読んだらすごく共感できました。夫なんかより、この志の春さんの方が数倍話が合うと思ったくらい(言い過ぎました(-。-; )。ま、それは今更どうでもいいとして、人によって幸せの価値観は違うということ、そして、その価値観に忠実な選択を、この志の春さんはされたということです。ただ、そもそも、自分が何を幸せかと思うかに気付くのもなかなか難しく、特に昭和生まれ世代は、世間体とか、この選択をした方が親が喜ぶだろう…的な選択をしてしまい、本当の自分の幸せの価値観に気付けないまま人生を歩んでしまったりします。多様性なんて言葉もない時代に育ったしね、仕方ない部分もあるんです。増してや、戦後生まれの団塊世代なんかは、集団就職とかの時代ですから、自分の価値観なんて唱えてる場合じゃなかったでしょう。別の何かを思い立って退職したもんなら、「脱サラ」とか言って異端児のように見られたりもします。あっ、時代、遡り過ぎました(^^;; まあ、しかし、価値観という言葉はよく聞くし、使われるけれど、私に至っては、本当の価値観の意味というのを最近ようやく理解できた気がします。志の春さんの場合は、三井物産に就職した後に本当の価値観に気付いて、思い切って会社を辞めて立川志の輔師匠に弟子入りを志願したそうです。その、自分が何に幸せを感じるかということに素直に生きるのが、すなわち「自分を壊す勇気」なんだろうと思います。ただ、落語家という身分になるまでには、それはそれは学歴なんて何の役にも立たない厳しい世界ですので、色々な事件や紆余曲折あり、それは本に詳しく書いてありますので、ご興味ある方は是非買ってみてくださいましー。
余談ですが、読み終えて夫に返却しようとしたら、「もう売っていいよ〜!」と。過去の同級生なんて、冷たいもんです。ま、買ってあげただけいいってことか⁈ でも、私、まだ売ってないですよ、一応、我が家の本棚に納めました。ではでは。

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