母乳事情(搾乳事情) | *雪のかけら、ふたつ*

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長女ハル(仮)*重度子宮内胎児発育遅延→27週で早発型妊娠高血圧症候群、救急搬送
管理入院の後HELLP症候群→29週、840gで誕生
→低身長経過観察中
次女ナツ(仮)*再発なしで2690gで出産。
→母の遺伝か低身長気味

ふたりの娘の記録と、母のつぶやきです。

産後、その日には特に何もなかった。
翌日に、看護師さんに「絞ってみましょうか」と言われて始めて気がついたくらいだった。

正直、自分の体から母乳が出てくるとも思わず…。なんというか、他人事のようだった。

マッサージの仕方を教えてもらいながら初めて絞った。本当に僅かだけれど出てくることに驚いた。
その日と次の日はマッサージ中心だったが、徐々に1ml、2mlと絞れるようになった。
この病院は母乳育児に力を入れているらしく、看護師さんはよくマッサージなどして様子を見てくれた。
2人目出産で入院しているらしい同室の人は、「ここの看護師さん、おっぱいおっぱいすごい言ってくるから…」と言っていた。私は比較対象が無いのでこれが普通だと思ってしまうが…。

少し絞れるようになると、電動の搾乳器を使って絞って良いと言われた。メデラのシンフォニーを貸してくれるので、3時間ごとに借りてとにかく刺激するようにした。手動のも貸し出ししているとのことだった。

これです。購入すると30万位すると言われた。

 

 


退院後は、メデラのスイングを買って搾乳することにした。

これです。

 

 

 

病院からシンフォニーのレンタルも出来たが、衛生品(カップとかボトルとか)は結局購入になること、少なくとも数ヶ月は使うことになると考えると買っちゃおうとなった。
また、NICUに入院している間はおっぱいケア(マンマケア)を受けられた。
週に1回程度、状態を見てもらってしこりなどをマッサージで無くしてもらった。
私としてはこれがありがたかった…。
うまく絞れてないのか、どうしてもしこりになったり、チクチク痛かったりがあったのでケアを受けるとすっきりした。
ケアは直後娘が母乳を飲む練習が始まるまで続いた。

また、NICUの搾乳室にはシンフォニーの機械がおいてあり、自由に使うことができた。
カップなどの衛生品は、レンタルの場合購入が必要だったが、NICUでは無料で貸出をしてくれた。(自分で消毒して使ってくださいとのこと)
自宅から病院まで1時間以上かかるため、面会中にどうしても搾乳時間になるので部品だけ持っていけばいつでも搾乳できるのはありがたかった。手で絞っていたら腱鞘炎になっていたと思う。


…まあ、こんなに至れり尽くせりなのに、1ヶ月経ってもせいぜい1回70ml程度しか絞れなかったんだけどね…。