ALAです。
昨日のブログに引き続き
ヒューマンライブラリー@早稲田大学
レポートです。
レズビアンで本の紹介を
されている方とのセッションその②
前回は「結婚観」についてでしたが、
その他、当事者同士の「偏見」についても
興味深い対話がありました。
この方は、
新宿2丁目のビアンバーに
通い始めてから、徐々に
レズビアンというアイデンティティに
縛られるようになった、とのこと。
ありもしない「ビアンらしさ」に縛られ、
ビアンにモテるであろう服装を選び、
ビアン受けが良い言動をしたり
実は、自分らしさとはかけ離れた
「ビアンらしさ」を、
無理に演じていたそうです。
そんな、小さな無理の積み重ねか、
「らしさ」を求める気持ちが
他人に対しても強烈に出てきてしまい、
わりと頻繁に耳にする
バイセクシャルへの偏見や、
「ダナーズ(ボーイッシュ×ボーイッシュ)」
への不理解や、はっきりした嫌悪感に
つながっていたそうです。
自分も、バイセクシャルとして
ガールズイベントに参加したり
ビアンバー行ったりしてたんで、
バイセクシャルへの偏見はよく聞きました。
結局、最後は男を選ぶんでしょ、とか
結婚という選択肢を捨てずにいられる分、
レズビアンに比べて、覚悟が足りないとか
まぁそう見えることもあらーね、と。
ダナーズ嫌悪についてはまた改めて。
これについては、言い返したりとか
理解してほしいとか思わないので、
単純に、そういう極端なビアンとは
距離置こうとしか思わなかったんですが、
この、本来の「自分らしさ」ではない
別の「○○らしさ」に縛られた歪みで
他者への偏見を募らせてしまう感覚、
自分もすごくよく分かります。
自分がレズビアンモード全開だった時期、
「自分は生粋のレズビアンだ!」と
思い込み、また振る舞いながら、
どこかで、かなりの無理をしていました。
実際には、100%レズビアンとして
生きていくことは望んでいないのに、
それを望んでいるように演じていた。
その期間は、レズビアンカップルと
知りあうたびに、すごくもやもやした
不穏な気持ちになっていました。
「本当にレズビアンカップルなの?
ちょっと仲が良いくらいじゃない?」とか、
またはそんなんじゃ収まらない程の悪意。
普通だったら、同じビアンじゃーん!と
好意的に受け入れられるはずなのに
なぜか、好意的どころか
言葉にするのがためらわれるくらいの
マイナスの感情しか持てなかった。
それは今思えば、
嫉妬、が大部分だったと思います。
「自分らしさ」と「ビアンらしさ」が
イコール(であるように見えた)人々への。
自分の「自分らしさ」が
「ビアンらしさ」でないことへの負い目。
そういう、自分自身への負の感情が
他者への偏見や嫌悪感に
つながっていくということ。
すごく、リアルな話だと思います。
私ごとですが、
自分はレズビアンではない、と
思えたころから、ビアンカップルへの
マイナス感情はさらっと消えたような
気がします。
今、どこにマイナス感情を持つかなーと
もやもやどころを探してみても、
すくなくともLGBT界隈にはマイナス感情を
持っていなさそうなので、
セクシャリティについては
ちょうど良く「自分らしく」あれてるのかな。
ライブラリーレポートはまだまだ続く。。。