翌朝は早起きして釣りをしよう!
昨晩寝る前にはそう思ってたよ。
朝が来て思ったよ。
あ〜もっと寝ていたい。
釣りなんて何時でも出来る…。
もう少し寝る。
zzz…。
かなり早朝から起きていた2人は早朝散歩に行く様だ。
「行ってらっしゃい…」
こちらはやっと起きて部屋に付いてるお風呂にお湯を溜める。
付いてる物は全部試したい。
貧乏人根性丸だし。
部屋のお風呂からは仁科港が見えるから海を見ながらお風呂に入りたかったんだ。
う〜む。苦しゅう無い!
時折2人からLINEが来るね。
散歩の画像が次々と…。
仲良し親子だな…。
微笑ましいな。
って思ってたら2人が帰って来た。
私「部屋のお風呂にお湯溜めて入ったとこだよ。」
2人とも代わる代わる部屋風呂を堪能したら朝食の時間となった。
「朝食は一階の食堂で良いやね!」
朝食も凄いボリュームだ。
鯵の開き。梅干し。ガリ。
手羽元と大根の煮物。フキの煮物。トコロテン。
シラスとカイワレ。きんぴらごぼう。サラダ。
ヒジキ煮。冷奴。
そして昨晩のメジナのアラと鯛のアラが入った味噌汁。
朝から豪勢だなあ。
トコロテンと言えば西伊豆って原料の天草が採れるもんねえ。
鯵の開きも地物なんだろうね。格別な味。
フキがね香りが強くて、これ。細いフキだし、栽培物じゃ無いよね。山で採ってきたフキかも。昔、北海道で常食にしてた採ってきてたフキの味がする。
なんと言っても昨晩の姿造りの天然真鯛を使ったと思われる味噌汁が美味かった!
この民宿良いなあ。
腹苦しいけど…。
後は昨晩同様。〇〇マ君に任せよう。
朝から食べ過ぎた。
お代を払いチェックアウト。
最後に宿帳を書いたよ。
最後に書く新しいシステム…(笑)
元気な女将さんと優しいご主人に挨拶して民宿を後にする。
てんぷら「いや〜。ここ良かったねえ。次もまたここが良いかも。」
私「だねえ〜。でも西伊豆はレベルが高いから、まだ開拓の余地はあるかも…」
てんぷら「でも、ここを基準に考えると次はハードルが高いよねえ。」
そうかい。そうかい!
良かったよ。満足してくれて。
旅のコーディネーターとしては肩の荷が降りたねえ。
私「やはり…旅の経験値と嗅覚だねえ…www」
(↑自慢げ。)
駐車場に戻ると昨日から気になる祠が。
菩薩様?
日本には土地の数だけ神様が居る。
「ありがとうございました!」
駐車場に面した漁港を見たらやはり血が騒ぐ。
私「少しだけ釣りしても良い?」
実はこの後に控えてる長旅に持って行く最低限の釣り道具を実証実験する為に持って来た。
餌はシーフードミックス(小エビ、アサリ、イカ)
準備してたら通り雨。
2人は車に逃げ込んだ様だ。
こちらは、お構い無しに釣り開始だ。
幸い雨も直ぐに止んだ。
丸オモリ3号にヨリモドシにハリス20センチ。
ウミタナゴ針。餌は小エビ。
ちょい投げしてアクションを付けながら手前まで引いて来るもアタリが無いな。
足元のヘチに落としてオモリが底に着いたら糸を張って待つ。
チョコチョコと何かあたる。
くくっと引き込んだので合わせる!
「かかった!」
うわあ〜。いつものクサフグ!
西伊豆まで来たのに…。まあ釣れただけ良いけど。
その後はアタリが止まる。
ちょっとお散歩に出てた天ぷらさんが戻って来た。
天ぷら「あっちの方に50センチぐらいはある魚が群れてるよ!」
ちょっと離れてるから車で移動する事に。
何だろな。西伊豆だけにワラサとかメジナとか…。
堤防を上がる階段を登ると水門があり雑排水が流れ込んでいた。
私「ボラだよ…。」
こう言うドブ臭いとこボラは大好きだからなあ。
中々こう言うボラはかからないんだけど、かかったら引くから面白い。
とりあえず仕掛けを入れる。
直ぐにコツコツとアタリが。
ボラが砂と一緒にスハスハしてる?
クン…!一瞬の食い込みを見逃さずに合わせた!
えっ!?
えっ〜!!
一同爆笑!!
いや〜。ウケた。
小さなアタリは全部これか!
◯◯マ君にも、やらせてみるけど中々針掛かりせず。
ここはもうドブ臭いから移動だ。
風があるので漁港の奥まったお土産物屋さんの近くで竿を出す。
ファミリーフィッシングには良い場所だな。
やっとリール竿で天ぷらさんが釣ったカサゴ。
今日は全部リリース。
風が強くなって来たしそろそろ行こうかねえ。
つづく。