CB190Xしっかりとしたトップケースが付いてるんだけど重い!5Kgもあるのに。いつもの釣りの箱よりも一回り小さい。


毎回これを釣り場に着いてから外して背負子で背負って磯釣りに行くのは重いし無理だ。


釣りの箱を今迄通り積める様に改良する事にする。


勿体無い気もするけどね。


今のまとまりのあるフォルムが崩れるし。




トップケースを外すとこうなっている。


4個の丸い突起にトップケースをスライドさせて嵌める仕組みだ。



トップケースの裏はこうなってる。

このままで4個の突起に釣りの箱を乗せてみたら凄く不安定。

突起は六角ボルト止めなので外せるね。

でもまたトップケースに戻す事も有るだろう。

う〜む。



これだ!


ダイソーの組み立て棚用の棚網。


300円也。


これを乗せて嵩上げ。



40cmサイズのがピッタリ。

取り外し出来る様にやはりダイソー製の脱着出来る結束バンドで数箇所を固定する。


ジャストフィット!

釣りの箱。トップケースより全然軽くて一回り大きい。

蓋の色も赤でバイクと一緒だし(笑)


次は棚網をもう1枚買って来て小細工。

こんな感じで滑り止めも付けて。

「賢明な読者ならもうおわかりであろう。」


YBR250でもやってたリアシートもキャリア化する作戦!

40cmの金網がまたもシンデレラサイズ!

サイドボックスの開閉にも引っ掛からない。

結束バンドでサイドボックスのフレームに固定。

このバイクってバンドやフックを引っ掛けるフレームが随所にあり便利だな。


ロックストラップで年季の入ったクーラーボックスを固定出来た。



釣りの箱も固定。

後は竿ケースを着ければ完成。

数日後。



湘南国際村のファミリーマートに居た。

CB190X慣らし運転もまだ終わって無いのに、いきなり実戦に投入される。

このバイクは釣り&長距離ツーリング用で買ったバイクだから使い倒してやる。

磯釣りの初陣だ!

思えば磯竿も今回から新品だし同時デビューだね。


ロッドケースもすんなり乗った。

絶妙な位置にあったタンデムステップ。

ロッドキャリアを自作する手間が省けた。

クーラーボックスを固定してるロックストラップで共締め。


アドベンチャーバイクから実用車へ。

釣りのおっちゃんバイク完成!!


ファミリーマートで釣り場で食べる食糧を買って空のサイドボックスに突っ込んだ。

便利だなこれ。



やって来たのは剱崎の隣り片谷浜の磯。

最後に30メートルほどの初ダートを走る。

全く怖く無い。

一応。アドベンチャーバイクですから。

30メートルじゃ物足りなかった…。


13時に到着したら、一番良い場所は先客2名様。

次に良い場所は先客1名様。

まあまだやった事の無い場所を開拓しようと手前の磯に入る。


仕掛け作ったり。

竿受け設置したり。

コマセ混ぜたり…。

相変わらず磯釣りって作業量が多いよねえ。

14時からやっと開始だ。

そのタイミングで一番の場所の先客2名が帰路へ。

直ぐに2番目に良い場所の方がそっちに移動。

此方も少しでも深い2番目の場所に移動しようかなあ…でもやっと初めたばかりだし…

迷いながらやってるとモヤモヤしたはっきりしないアタリが…。

「かかった。」


常連さんのちっちゃいベラ。(リリース)

この竿で釣った記念すべき初の獲物だ。

さらに一匹ベラを追加したのちの。

この方。

クサフグ〜!

「ぷう〜」って膨れやがって。

こっちだって膨れたいわ。

暫くやってるとまたベラ。


しかも飲み込んでる。

針外しで外してやりリリース。

なんかクロダイとかメジナとかが居る気がしないなあ…

大潮だしなあ…

きっと竿も慣らし運転だからお魚さん達が遠慮してんだな。

遠慮しなくて良いのに全開で竿を曲らせる大物達よ…。

段々と潮が満ちて来て足場が水没気味。

何度か荷物を移動させたけど。

危ないから2番手の場所へ移動。


ここなら足場が高いから大丈夫そうだ。


移動完了した後でさっき迄やってた場所を見るともう全体的に水没してた…。

ものの15分だよ。

ギリギリのタイミングだったな。

地球温暖化で氷河が溶けて海面上昇して沈もうとしてるツバルとか…。マーシャル諸島とか…。住んでる人は大変だよなあと…。磯釣りをしながら環境問題を考えた。

移動したけどアタリも無いね…。

エサも付けたままあがって来る…。

もうすぐ日没。

対岸の釣り人も片付け始めたし。釣れてる様子も無い。

此方も帰ろうかねえ…。

「やっぱり大潮はダメだよなあ!」

潮のせいにして帰ろうっと。


まあ。良いんだ。慣らし運転にはなったから。

うーん。やっぱりダートが似合うバイクだねえ。


一人。夕景に佇むCB190Xを眺め悦に浸る。

さあ!帰りもゆっくり走って戻ろかねえ…。

おわり。