ある日の事。久しぶりに高知で珈琲屋を営んででいる兄に連絡したらなにやら、「本を発行した人が居て映画化したいらしく、オマエの友達の映画監督に渡してくれないか?」って突然の無茶ぶり…。
本の内容は詳しく教えてくれないし。
もはや世界の中野監督!?がそれをやる理由無いような…。
「一先ず俺がその本を読んでみるよ。」って言ってお茶を濁そうとしたら直ぐに送られて来たよ。

むむむ。珈琲の話しかあ…。
兄がかつて勤務してたコーノ珈琲の話しみたいだな。
創業者の偉人伝的なやつ?確かコーヒーサイフォンを初めて日本で開発発売した人だったはず…。

パラパラとぺージをめくってたら最後のぺージを見てやられた〜。
騙し討ちかよ。
発行者が兄だった(笑)
うーむ。こう言う頼まれ事は得意じゃ無いんだ…。
監督も現在公開中の映画「兄を持ち運べるサイズに」で忙しいだろうしね。
映画の内容が身勝手な兄(オダギリジョー)に家族が翻弄されるって内容でもあり、僅かな共通点を見い出し恐る恐る中野監督に連絡して…今の心境をそのまま伝える。
俺「これどうすれば良いと思う?託されて気が重いんだけどさあ…手紙までついてるし。」
そしたら「気が軽くなる様に送りなよ〜」って言うから、それだけじゃ悪いからそのまま菓子折りも付けて送っておいた。
後はどうするか任せたー!あ〜良かった一先ずバトンは渡した。そもそもプロジェクトXみたいな内容だし中野映画とはジャンル違いの様な気がするし…。
ちなみに兄の店はこんな感じ。過去のブログ画像からスクリーンショット↓

ちなみに本の前書きから一部抜粋↓
河野彬が創業した島屋紹介は河野商事㈱、河野サイフォン㈱、珈琲サイフォン㈱と名前を変えつつ今年で百年を迎えます。彬の死後、一時、妻のミチが代表を務めたものの、その後、二代目河野敏夫が「名門フィルター」と名付けた円錐型フィルターを発売。三代目河野雅信は、「名門フィルター」に改良を加えるとともに、焙煎技術者養成講座(現代のコーノ式珈琲塾)をスタートさせ後進の育成に力を注いでいます。
その講座の受講生で後に珈琲サイフォン㈱の社員となり、当時会長と呼ばれていた二代目敏夫の最後の弟子となる山本歩は二〇二五年に百年を迎える会社の社史の編纂を夢みるとともに、創業者の河野彬・ミチ夫妻に興味をもつ様になっていきました。
その後、山本は独立して高知県の山中で珈琲専門店「コーヒー7不思議」を営みながら、河野夫妻の人生を探るなかで、『東京商人の生活と文化』で彬を取り上げた郡司に出会い、その結果、出来上がったのがこの小冊子です。
郡司美枝
だいたいの事はわかったんだけど…
自費出版したらしいし…更に映画化を狙ってるなんて…凄い熱量だねえ…まあそれぐらい気合い入って無いとわざわざ四万十川の源流まで行って珈琲屋始め無いかも…。
一先ずこの本に興味ある方、コーヒー7不思議で売ってます。
そこまで行けないって方はこのブログに連絡してくれたら何とかしましょう…
さてコーヒー豆も送ってくれた事だし久しぶりに豆を挽いて珈琲でも淹れてみるかあ。
そこで俺は閃いた!
珈琲ってぽたぽたお湯を注いだら美味しくなる?そんな風にまどろっこしく淹れる人いるよね。でも時間かかるし手が疲れそう。
そこで…


































