兄(てんぷら氏)と甥(U君)がこっちに釣りに来たいって言うから日曜日に早起きして福浦岸壁(金沢水際線緑地)へやって来た。
甥のU君に会うのは2年ぶりだな。
あんまり変わらないけど、今春から就職だって。たまにしか会わないとあっと言う間に大人になった気がするなあ…。
叔父ちゃん(私)も歳をとる訳だ。
てんぷら「こうやって糸を張って仕掛けをアミエビに擦る!そうすれば餌が付くから!」
U「へ〜。」
てんぷら氏、仕掛けを作ってあげて手取り足取り釣り指導。

意外にもてんぷら氏は小学生の頃から一人でも釣りをしてた程の釣り好きなのに息子である(私からみて甥)U君は釣り初心者の大学生。
必ず何かは釣れるであろう冷凍アミ餌のトリック仕掛けで手堅く釣ってもらう事に。

まあそのうちウミタナゴや小カサゴぐらいなら釣れるだろうと此方もU君を気にしながら釣り開始。
がっ!
何やら海に生命反応が無い。
全くアタリも無い。
日曜日で釣り人も多いのに周りの誰もが何も釣れて無い。
やっと魚の群が見えたと思ったら水面をパクパクしてるボラの群れ。
ひょっとして海の中は酸欠何だろうか?
何も釣れ無いのでまだ午前10時なのに早々と引き揚げる釣り人が続出。
普段の日曜日なら竿を出す場所も無い程の人気釣り場にスペースが空きまくり。
釣れ無い時の福浦岸壁ってつまらない。壁は高いし水面は遠いし。
我らも移動しようと一路、三浦半島へ。
風車のある宮川港へ行く事に。
内心思ったね。あそこなら釣れ無くても景色が良いし食堂で海鮮ランチでも食べれば観光気分にはなれる。
せっかく久しぶりにU君まで来たしねえ。

1時間ちょっと移動して宮川港へ。

ちょうど昼時だ。食堂まるよしで御飯食べよう!

お〜!まるよしって船も持ってたのか!
採れたてのワカメなんかが軒先で袋に入れて200円で売ってるのを横目に店内へ。
わっ!混んでる。
まるよし、いつもは空いてる時に来てたのかも。
日曜日の昼時は大盛況。
かろうじて3人座れて満員御礼に。
何食べようかなあ…。
悩みに悩み。
私はカマ漬け丼にしよっと。
U君はマグロ漬けシラス丼するって。
てんぷら氏はマグロカマ煮定食にしようかなと言う事に
「すみませ〜ん注文お願いします。」
私「カマ漬け丼!」
U君「マグロ漬けシラス丼」
てんぷら氏「マグロカマ煮定食」
おばちゃん「カマ煮はちょっと時間かかりますよ煮るのに大きいから…」
てんぷら氏「そうかあ〜…そしたら…」
私「良いんじゃない?待ってれば。今は干潮だから釣りしても釣れ無いし。カマ煮がどんなだか見たいし。」
てんぷら氏「そう?じゃあカマ煮定食で!」
ふふふ。美味しい物は時間かかるんだ。
鰻の蒲焼きと煮魚は急かしてはいけない。
昼時で満席だったから少し待ったけど私のカマ漬け丼が着丼!

カマ漬け丼に味噌汁。
お新香に茎ワカメの煮物付。1500円也

U君のマグロ漬けシラス丼。1600円也
マグロ漬けシラス丼(釜揚げ)に味噌汁にお新香にお新香。
ん…お新香にもう一つお新香。
きっとこれ間違えてる。茎ワカメの小付けがお新香になっちゃったのかも?
私「言った方が良く無い?」
U君「いや、良いよお新香の方が好きだし。」
確かに三浦のたくわんは旨いけどな…(笑)
てんぷら氏のカマ煮定食はまだ出来無さそうなので「お先に頂きます!」
うん!カマ漬け丼身がギュッとしてて霜降り肉の様な脂が入ってて中々美味い!
茎ワカメは少し柔らかく煮過ぎた感もあって味は薄め。味噌汁も味は薄め。これは好き好きかも(私は味が濃いめだから)
そしてやはり三浦はたくわんは旨い!!

遅ればせながらてんぷら氏のマグロのカマ煮定食も到着!1700円也
待った甲斐あって凄く美味しそう。
ひじき煮の小鉢も付いてるし。

マグロのカマ煮をひと口、味見させて貰う。
これは美味い!マグロカマは焼くイメージがあったけど煮るのも美味いんだなあ。
これが今回の一等賞かも。
今度家でも作ってみよっと。
てんぷらさんに奢ってもらっちゃった。
何歳になっても弟だからねえ…すまないねえ。
お腹も膨れたし釣りの前に漁港から繋がる磯を散策。
私「今日って凄い潮が引いてるよ!今まで来た中で1番かも。離れのテトラに渡れるし!」

私「この丸太を渡ってみる。」
てんぷら氏「止めた方が良いって!もう若く無いんだから!落ちたら怪我するよ。やらなくても良い事をやる意味がわからない。」
私「いや。やりたいんだ!」
よ〜し。行く…慎重にそろりそろりと…。
ヨロ…。うわっ。怖っ!!
1メートルでバランスを崩し引き返す。
セーフ!
てんぷら「Uー!こんなおじちゃんになったらダメだぞ!www」

それにしても潮の引き方が凄い。
ここを歩けるの初めてだ。
普段渡れ無いテトラ帯まで行き引き返す。


漁港内も静まり帰り魚も居る気配すら無い。
今日って潮の干満の何かの特異日!?
後から調べたら彼岸潮と呼ばれる春のお彼岸に昼間の干潮で潮位が物凄く下がる日の正に干潮時だった様です。
こりゃ釣りしても釣れそうに無いなあ…。
う〜む。
私「こんな引き潮だし今日は釣りしないで磯伝いに探検に行かないかい?」
てんぷら氏「そうだなあ…。U!釣りしなくても良いか?」
U君「良いよー!行こうー!」

宮川漁港を出て宮川マリーナ方面へ出発だ!

ベタ凪だし。
普段は歩け無い潮が引いた磯にウニがいっぱい。

当然採ったら密漁になるから採れ無いけどムラサキウニかなあ〜。(ガンガゼかも。)
やはりウミウシの仲間だね。
調べてみるとタツナミガイと呼ばれるやはりウミウシの一種である可能性が高い。
なんか手に痛くは無いけどヒリヒリ感が残った気が…。ヌメリが乾いたから?
でもキモ可愛いかった(笑)

私「ちょっと待って!浜に何か足跡があるぞ!」
きっと熊だよ。(三浦半島に熊は居ません。)
てんぷら「U〜…おじちゃんの相手をしてあげて俺は疲れたし…」
私「何だよ〜せっかく頑張って書いたのに〜!」

今度はタイヤを発見!
何故こんなとこに…流れて来たんだろうか…。

広大な開けた磯に出た。
何やら四角いプールみたいなのがある。
何だろうねえ。これ。昔は生け簀だったとか?または戦争の遺構?

それにしてもこの探検。楽しくなって来たぞ!

予想外の景色の連続!

今度は何だ!?
離れ磯に橋の名残?

立ち入り禁止で渡れ無いけど。
これは橋と言うか水道管みたいなのが通ってる
かつては離れ磯に何か建ってて水道も通してた?

いや人が住める様な広さでも無いしなあ…

此処から陸に向かいバイプラインみたいな物が通ってる

これは中々の珍百景だよ。
3人で頭を捻る。
グーグルレンズで検索すると
どうやら離れ磯には山羊島と言う名前があり橋の様な建造物はかつての塩田の名残りらしい迄はわかったんだけど。
それはいつ頃迄、塩田として使ってたのか調べてもはっきりとした事は解らずグーグルさんのAI回答ではこうなる。↓
塩ビパイプって明治〜昭和初期に既に実用化されてたのは考え辛くないかい?
こう言うのって気になり出したら止まらない。
今度は塩ビパイプが塩田で使用されたのはいつ頃からかを調べたら↓

やはり戦後、1950年代半ばかららしい。
ここまでしかわからず、もっとこの山羊島の塩田の詳細を知って居る人が居たら教えて下さい。
もしかして塩田は戦前には衰退しててその後に設備を改良して海水を汲み上げて水産研究施設で海洋生物の飼育に使われてたとか?
または高度経済成長期には逆に下水道として海に下水を垂れ流してたとか?
気になり出したら止まらない。こうしてお金は貯まらないけど雑学は溜まって行くんだが…。
さあ本題に戻り探検を続けよう。
今度は岩盤に人口的なトンネル状の窪みを発見。
これは?
昔は石像を祀ってたとか?
または石切り場の跡。
または第二次世界大戦時に壕を掘っていた矢先に終戦して中途半端なトンネルの入り口みたいになってしまったとか。
「いや違う!これはOSO18が住んでた穴だ〜!」

「ガオー!」

「ハンジャラミーターホンジャラマー」
麻〇尊師が隠れてた三浦サティアンかも…
「U〜!それ以上祈ると浮くぞ!空中浮遊しちゃうから止めておけー!」

ここ迄来たら三浦半島随一の地磯釣り場と言われる、通称「盗人狩」迄は見に行こう!

ここ迄のダイナミックな岩礁帯は凄いものがあるなあ…。

一応は遊歩道にもなっている。

魔空への入り口が不気味に旅人を飲み込もうと口を開けてたり。

見た事が無い植物が生えてたり。

この大きな岩は海から吹く風で植物が同じ方向になびきながら伸びた様でライオンのたて髪みたい。
三浦の獅子岩と命名しよう。

その先にある岩は…。

なんか小鳥に見えて来た。

ヒヨコにも見える。
三浦の雛岩と命名。

凄いなあ〜太古からの天変地異で隆起したのか断層が斜めになっている。
違う惑星に来た様だ。

何やらレンガ状の塀が崩れた様な場所も。
これは本当に石切り場だったのでは?

どうやらこの辺りが盗人狩と呼ばれる釣り場だと思われる。
やっと着いた様だ。

覗き込んだら水深もあり確かにここは良い釣り場だろうな。

ここ迄、真っ直ぐ来ても宮川港から早くても20分はかかるだろう。
大荷物を背負い岩礁の道を歩かないと来れない真の磯釣り師かを試される釣り場だ。

そしてここが盗人狩と呼ばれる崖だ。

かつて盗賊が崖に追いつめられ崖の上から下を覗き込んだら身がすくみ、たやすく捕まってしまったからついた地名だとか。
こうして我らの探検は終わり車に戻るべく再び岩礁の道を引き返す。
「OSOに気をつけて戻ろう…」
「帰りにラーメン食べて帰ろう…。」
何故か撮ったはずのラーメン炒飯セットの写真が消えたけど。心霊現象かも…。
久しぶりの町中華高雄美味かったし。
二人共今日はありがとう。
またね。
気をつけて山にお帰り。
ではでは。


































































