サクラ、とつく馬はたくさんいましたが、活躍場のほとんどが牡馬。サクラシンゲキ、サクラロータリー、サクラユタカオー、サクラスターオー、サクラチヨノオー、サクラホクトオー、サクラバクシンオー、サクラチトセオー…多すぎて挙げきれません。
しかし牝馬になるとサクラキャンドルくらいしか覚えておらず。唯一のG1勝ちは10番人気の人気薄での勝利でした。
確かあの時、直前の天皇賞(秋)で兄馬のサクラチトセオーが勝利を飾り、妹も続け的な空気はあったのですが、いかんせん前走が初重賞も8番人気、クラシックにも縁がなく、いきなり古馬相手のエリ女は厳しいと思われたわけで。
当時は秋華賞設立前で、3歳牝馬の秋の目標は古馬混合のエリ女だったんですよ。
産駒はそこそこの成績に終わり、オープン馬は出なかったようです。でも繁殖入りして産駒を残せたのだから、いつの日か血を受け継ぐ馬が大レースを勝つ日が来るかも。
G1を勝ち、繁殖入りして産駒を残せたサクラキャンドル。立派な馬生でした。ご冥福をお祈りいたします。
