第34回の弥生賞勝ち馬、ランニングゲイルです。
この年の牡馬クラシック路線は混迷を極めていたと言うべき状況。
2歳チャンプのマイネルマックスは朝日杯後にクラシック路線から離脱(ダービーは走ってますが)。
デイリー杯からG3、G2で連対を続けてきたメジロブライトが人気になるも、クラシックではイマイチ続き。父馬ライアンのまんまでした
弥生賞3着で皐月賞優先権あるのに若葉Sで1番人気を裏切り、その後11番人気で皐月賞を勝ったとんでもない馬がサニーブライアン。しかもダービーまで6番人気で持っていきやがりました
安定感のある馬がおらず、主役は一体誰なんだ?という年でした。
弥生賞勝ち馬ランニングゲイルも未勝利脱出まで5戦。その未勝利を勝った鞍上武豊騎手が主戦となると500万2着、京都3歳S勝ち、朝日杯4着、若駒S2着と成績が上向き、迎えた弥生賞は3番人気でした。
ここまで既に9戦。タフでならしたランニングフリー産駒といえど疲れていてもおかしくない中、早めに強烈な捲りを打ち4角先頭、2着に3馬身つける完勝を遂げたのです!
SS、ブライアンズタイムがリーディングを席巻する中で、他の産駒は聞いたことがない地味中の地味血統のランニングゲイルが快勝。ランニングフリーの現役時代を知っているオイラたちは狂喜乱舞でしたよ
皐月賞は6着。プリンシパルSなんか使ってしかも3着と負け、ダービーは5着。
いくらなんでも使いすぎだってば!
その後は翌年まで休養、復帰後勝てたのは道新杯のみという普通のオープン馬になってしまったランニングゲイル。南関東に移籍しても勝つことはなく、ひっそりと引退していきました。
引退後は生まれ故郷の牧場に戻り、亡くなるまで過ごしたようです。
生涯1度だけの重賞制覇でしたが、「おいおい、仕掛け早すぎだろ!」と皆がツッコミを入れる中で、見事に捲りきり弥生賞を勝ったレースは強烈な印象でした。武豊騎手の凄さ、上手さ、ランニングゲイルの根性を見せつけられました。
皐月賞やダービーであれが炸裂していれば、サーペンフロ→ランニングフリー→ランニングゲイルと地味~な血統が紡がれていたかもしれません。
また個性のある馬が楽しませてくれることを期待してます。
地味血統大好きなオイラは、やはりセイウンスカイとニシノフラワーが入っているニシノデイジーを応援するしかありません!
