千葉県の方で住民が反対して保育園の認可が下りなかったとか。
今回の件は行政の落ち度が大きいように書かれていましたが、この手の話が出ると必ず言われるのが、
「これでは子供が育てられる環境にない、少子化に拍車がかかるだけ」
「子供の声が騒音だなんて、日本人の心は狭くなった。自分のことしか考えない人間ばかりだ。嘆かわしい」
といったご意見。
当たってるかもしれないですが、多分こういう意見を言う人は自分の住まい近くにこのような施設がなかった人なのでは。
騒音が出る、臭気が漂ってる、振動が凄い…といった施設は色々ありますが、人々が普通の生活をする上で必要な施設であれば、その周辺に暮らす人は我慢を強いられるわけです。以前はそういう人々が黙っていないといけない空気だったのかもしれませんが、最近は素直に言えるようになっただけ世の中が良くなった?のかもしれません。
ちょっと話は違いますが、今自分は家を売りに出しています。その家から歩いて1分のところに保育園があります。2年ほど前、その保育園に周辺住民の一人が斧を持って殴り込んだ事件がありました。
犯人はちょっとおかしな人間であり、子供の声がうるさいと以前から苦情を言っていたそうです。さすがに本当に人に危害を加える気はなかったのか、怒鳴りこんだだけですみましたが。
大した罪に問われることもなくその男はまだそこに住んでいるのですが、そのおかげでこの辺一体は買い手がつきにくい状態だと不動産屋が言うのです。
自分に小さい子供がいたら、確かにそんな場所は嫌ですね。○チガイが近くにいたら、何をされるかわかったもんじゃないですよ。
保育園絡みでそんな事件まで起きているのです。我慢しながら生きることを強いられている中で、無関係な人から非難される謂れはないと思うのですよ。
全ての人々が幸せに暮らせる世の中など有り得ませんが、保育園=騒音はあって当然だろうし、最初から配慮するべきなのでしょう。
自分の孫の声はミュージック、天使の歌声。
他人の子供の声は不快な騒音。
こういう話を聞いたことがありますが、これが人間として普通の感覚かもしれませんね。
電車内や商店内で騒ぐ子供を見ると、往復ビンタの4、5回でも食らわして外に放り投げてやりたくなりますが、子供に罪はなく、それを放置する親の始末・駆除が先なのでしょう(´Д`)