シュマンドールが閉店 | CLEの猫と薪ストーブ生活

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にゃんこかわいいで一日が終わる・・


御近所のレストラン、シュマンドールが閉店すると聞いて早速予約して行ってみました。
コロナの影響もあり行くのを控えていたのですが閉店と聴いては行かない訳にはいきません。
20代の頃から長年お世話になったフランス料理のお店です。
結婚前に都内在住の家内を連れて食事もしました。
家内は田舎へ嫁ぐのを少々ためらっていたのですがシュマンドールの料理を食べて田舎も捨てたものじゃないと納得してくれました。




店の入り口に閉店の挨拶が書いてありました。
マスターも高齢ですので仕方ないと言えば仕方ないのですが残念の一言です。
20代の頃からお世話になっているマスター。
マスターは昔はもの凄くごつい体躯の方でした。
たしか髭だらけで怖かったですね。
今は小柄な好々爺です。






ありがたい事に席はいつものマスターの真ん前でした。
今回はコロナもあり食事を口にする以外はマスク着用でした。
あまりしゃべれませんでしたが長年のお礼を言えました。










ランチコースでしたのでお高い方を選択。
メインは牛ほほ肉の赤ワイン煮にしました。
これは家内が大好きなので家内からのオーダーです。










このお店のカトラリーレストは猫なんですねぇ。
この形が大好きです。
買える物なら自宅でも欲しいですね。










料理は全部掲載はできませんが一部だけ載せます。
これはパテドカンパーニュ。
当たり前に美味しいですね。










メインの牛ほほ肉の赤ワイン煮です。
こんな柔らかいお肉に出会った事がありません。
信じられないくらいに美味しい。










このお店の名物、苺のフレンチカンカンです。
パイ生地が本当に柔らかいお菓子です。
パイってこんな風になるんだぁって常識がひっくり返ります。










さてさて、数年前にシュマンドールで保護されて自宅にやってきたルナちゃんです。
今回はこんなに大きくなりましたと写真をデジカメで撮影してご覧に入れました。
ルナちゃんも実家??が無くなるのでちょと残念かな?

シュマンドールは自分の味の原点になっていた店です。
マスターはなんせ料理に手間を惜しみません。
この手間を都内のお店でやっていたら営業にならないと言われました。
客の2/3が都内や周辺からのお客さんと聞いてびっくりした事もありました。
料理の合間合間に聞いた話はとても面白く、勉強にもなりました。
自分のブログも過去をひっくりかえすとシュマンドールの色々な話が出てくるかもしれませんね。
本当に長い間、ご苦労様でした。
ありがとうございましたとしか言葉が出て来ません。
今後はどこのお店に行けば良いのか?またまた開拓しか無いのかなぁ。
本物の味に会える店って簡単には見つからないかもね。
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