日本工作機械工業会(横山元彦会長)が17日に発表した4月の工作機械受注(確報値)で、中国への輸出の中の「電気・精密」向け受注額が195億円(前年同月比71%増)と過去最高を記録した。
スマートフォン(多機能携帯電話)の新モデルの製造用に、小型工作機械の需要が拡大したもよう。前月比でも3割超増加し、同月の中国向け受注額(294億円、前年同期比4%増)の約66%を占めた。欧州債務問題の長期化を背景に工作機械の需要環境は先行きが不透明だが、ユーザー、メーカーともに限られた企業の力が強いスマホ分野については、今後も好況が維持される期待が強い。
内需と外需を合わせた4月の総受注額は前年並みの1073億1800万円にとどまり、前月比では7%減少した。内需は343億2400万円(前年同月比3.0%増)で、外需が729億9400万円(同0.6%減)だった。外需の仕向け地別は北米が187億6300万円(同3.2%増)と増えた一方、欧州は101億1000万円(同28.9%減)と軟調。1-4月累計の総受注額は4229億4500万円(前年同期比3.4%減)となった。
出典:モーニングスター