月曜日
晴れ時々くもり
ここでは要約筆記について学習したことの備忘録として記載しています。
要約筆記者としての説明力
要約筆記者として聴覚に障害を持つ利用者と通訳現場に向かうと、
要約筆記を全く知らない人との対応が出てきます。
全く知らない人に通訳のことについて
・利用者が要約筆記について説明できるとき
・利用者が要約筆記について説明できないとき
の2通りがあります。
利用者が説明できるときは、
要約筆記者としてそこで通訳することで対応できます。
利用者が説明できないときにどうするか。
要約筆記者はその場の状況に応じて
利用者にこちらから説明するという提案をし、
周囲の人に説明するという力も必要となってきます。
要約筆記者としての説明力で必要な要素
要約筆記者としての説明力で必要な要素として
以下のようなことが挙げられます。
1.説明以前に押さえておくこと
要約筆記者として説明する以前に知っておくべきこと。
- 派遣元からの事前情報を把握しておく。
- 利用者の聴覚障害の程度や状況を理解する。
- 利用者のコミュニケーション手段はなにか。
- 利用者に要約筆記の利用経験があるか。
- 通訳者同行への周囲の認識がどうか。
- 説明ができる状況や時間があるか。
2.説明の際に配慮すること
- 説明する相手の要約筆記への認知度に合わせた用語を用いる。
- 利用者が次回以降自分から説明できるような方法を取る。
一人だけの派遣なら利用者にもわかるように筆談しながら説明する。
他の要約筆記者がいる場合は、説明の通訳をしてもらうなど。
3.その後につながる対応
要約筆記者として丁寧に説明したつもりでも、
要約筆記に初めて接する人たちに
すぐに理解してもらうことはなかなか難しいものです。
利用者は
今後もその人たちと生活や仕事を
共にしていくことがありますから、
利用者が気まずくなるようでは正しい支援とは言えません。
そのような場合は
その場で解決しようとしないで、
派遣元に対応をゆだねることも必要となってきます。
要約筆記の原理原則
- 要約筆記者の役割を逸脱しないこと
- 利用者の主体性を尊重すること
- 確実な情報保障をすること
- 守秘義務を遵守すること
- 利用者のエンパワメントを支えること
要約筆記者としての説明力まとめ
要約筆記者として派遣されたとき、
その場の一般の方たちに
利用者からあるいは要約筆記者から、
要約筆記についての説明が必要となった場合の
接し方について学びました。
要約筆記に初めて接する一般の人たちに
すぐに理解してもらうことは困難かもしれませんが、
利用者の主体性を重んじながら、
要約筆記者としての役割を忠実に果たすことが必要となります。



