性同一性障害やトランスセクシュアル、トランスジェンダーを説明する表現はいくつかあります。


でも、そのどれもが、当事者の僕には何かしっくり来ないことが多いです。




それはきっと、当事者発信ではなく「非当事者が納得の行くように解釈したものだから」と考えています。






僕は女に生まれたという自覚はないです。


かつて女だったというのも、男になったみたいで何か違います。




男になりたいという『変身願望』など持ったことはないし、女性という性を忌み嫌って来たこともありません。




あったのは、


僕は男なのに…


という思いだけでした。






『男なのに雌に生まれた』




僕はそんな感覚です。






人間社会でいう男と女と、生物学的な雄と雌は、ちょっと違いますよね?




僕は雌の体に生まれた。


けれど、雌の自覚も本能もない。


寧ろ、雄であったはずだと思っている。




それは、自分を男だと認識しているということだと思います。


少なくとも、男だと思いたいという気持ちが強かったのです。






雌に生まれてしまったことは、事実だから仕方がないと思います。


僕の場合、その現実を受け止めるまでに相当な時間はかかりましたが…






でも、女だと言われることは受け入れられないです。


それは事実ではないから…


受け入れてしまっては、自分が死んでしまうと思います。




詭弁だと言われそうですが、それでも女ではないと感じるんですよね。






女性とは、雌であるだけでなく、その性を自覚し、その本能を発揮しながら、女性として社会に生きる人を指すのだと思います。




僕には、不思議とそんな気概はありません。


僕にあるのは、男性として社会に生きたいという気持ちだけです。






誰のものでもない僕の人生だからこそ、責任を持って僕自身を生きたいです。
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ベジータかピッコロか悩むところかな。


プライド高くて己にも厳しいところがいいな。




俺自身がこういうタイプの人間だから、気になるのかもしれない。


あんなに強くないけど。






でも、ベジータがブルマとくっつくのはちょっとなぁ。


そもそも現実離れしたアニメの世界に、『結婚』とか『子供』とかやめてほしかった。




ナメック星人みたいに卵でも生めばいいじゃん?(笑)


彼らには性別がないらしいし、一人で生殖出来ちゃうみたいだしね。






そういや、ベジータを大好きだった女友達が怒ってたっけなぁ。


何でよりによってブルマだ!って…(苦笑)




俺はトランクスも結構好きなんだけど、そんな話出来たもんじゃなかった…






アニメじゃないけど、ドラクエⅤの攻略サイトを見てたら、同じように怒りを爆発させてる方がいました。


このシリーズは結婚イベントがあるんだけど、主人公はお決まりのように男性。


となると、当然女性を選ぶ。




一人はお金持ちでおしとやかなお嬢様フローラ。


もう一人は幼なじみでおてんばのビアンカ。




俺はどうしてもビアンカを選びたくなっていつも困るんだけど、そのサイトの主はそれ以上に深刻でした。


女性がプレーすることを考えていない!


女が男を操作して花嫁を選ぶなんて冗談じゃない!


と仰ってました。




なるほどね。


こんなところにも性自認って顕れるんだなと思いました。




俺はいつも、頼りない主人公がじれったくて微妙でしたが、女性だとそれだけじゃないようですね。




ドラクエだとⅦのキーファがお気に入りだなぁ。






ピッコロもベジータも、俺とはぶつかりそうだなって思います。




多くは語らない男友達にはなれそうかな。




俺も、悟飯みたいに素直な奴とが相性はよさそうです。


今日、銀行の通帳を作ってきました。


それだけのことなんですが…


でも、同じく性同一性障害の人は、たったこれだけのことに何があるかちょっとは想像できると思います。




通帳を作るのに必要なのは、印鑑と身分証明書だけです。


どちらもすぐに準備できます。


見せられないような前科などもありません(苦笑)




でも、たった一つあることのおかげで、銀行に足が遠退きます。






それは勿論、性別欄。




申し込み用紙にも身分を証明する書類にもある『性別』の項目。




通帳を作る人の身分に関係ないはずの性別欄が、何となくあります。






僕の場合だと、名前は変更したので男性名。


しかし、戸籍上の性別は女性。




男性名への変更が認められるには、男性としての生活実績があるからに他ならないのに、戸籍上の性別(厳密には続柄)は変更できない訳です。






当然、この『男性名で性別は女性の状態』を覚悟の上で改名しました。


名前だけでも男にすることで、男でいられる空間はとても多くなるんです。


自分を偽り演じなければいけない時間が、確実に減ることになります。






では、何が精神的な負担なのか…




僕が銀行に行きたくない理由は、性別を疑われるからでも、身分を偽ってると思われるからでもありません。




僕が堪え難いのは、女だと言わなければいけないことです。


その一瞬が、この上なく屈辱的なんです。




ここまで言うと、女性をバカにしてるように聞こえてしまうかもしれませんが、女性が嫌だという話ではありません。


男性がいいという話でもありません。




自分ではないものを自分と断言しなければならないことが、得も言われぬ敗北感を生むんです。






僕は悩んだ末に、申し込み用紙の性別欄の『男』に○をしました。




もし、受付の人に指摘されたら、うっかり間違ったフリをして「こちらです」と身分証明の方を指そうと思いました。




人目もあるけれど、それ以上に自分自身が「女性です」とは言葉にしたくないのです。








結果は、何もありませんでした。




確認もなかったですし、上司や本店などに相談している様子もありませんでした。


(気にしすぎだとは思いますが…苦笑)




もしかしたら、性的少数者に対するマニュアルなども出来てきているのかもしれない、と思った出来事でした。




とにかく、そっとしておいてくれるのが何より有り難いです。