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初めての方は注意事項に目を通してからお読みください
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ここ数日、イライラしてちょっと無気力で、何を食べても美味くない。

定期的にあるので、またかという感じなのだが、そういう変化にはうちの人間は全く気づかない。


食事を母親に任せておくと、品数もマチマチで、何時になるかもわからないので、ここ数年、夕飯は俺がメインで作っている。

手分けして作っているのが半分、俺が指示を出して母親に手伝ってもらっているのが半分くらい。

母親は新しいことは出来ないし、俺の意図を理解して手伝う要領もない。

おまけに、夕飯時間を逆算して動かないしとにかく作業が遅いので、それでなくてもイライラする。




正直、この時期は面倒な料理は作りたくない。

好きな食べ物でもイマイチ美味くないのに、大して食べたくもないものは御免こうむりたい。


そんなところに、母親が安かったと言って鮭のアラを買ってきた。

確かに安いが、これを全部あら汁にしたら、一体何人分になるんだという量。

嫌いじゃないが、食べすぎて飽きている。

母親は、その量が家族3人には明らかに多いという判断が出来ていない。

それに、教えてもたかだか塩麹ひとつ振れないから、下処理は俺がすることになる。

ちょっと嫌気が差していた。




そこに、インターホンが鳴った。

「夕飯時に誰だよ」と思い、母親には「出ないで」と言った。

ところが、やってきたのは弟で、スペアキーで入ってきた。

すると母親は、台所から離れ弟と話し出した。

弟と話をしながら他のことは出来ないので、お湯が沸いてもお構い無し。

急いで夕飯準備をしている最中なのに、その事を弟には言わない。


弟が帰った後、急用ではないなら、また次にするなり電話でもしろと言ったが、母親は押し黙るばかり。

こういう時の母親は、必ずと言っていいほどすごい暗い顔をして頷きもしない。

それがますます感じが悪くて、腹立たしい。




何で自分の息子なのに、「ちょっと今忙しいから」という一言が言えないんだか。

「今から寄るね」と電話もしない弟も問題なのだが、それは親の躾がなってないからだろ。


以前は、インターホンも鳴らさず、誰もいなかった時には勝手に菓子パンを食って帰っていった。

夕飯時に来たときには、親から無理矢理おかずを分けてもらって食って行ったり。

子どももいて奥さんが飯作って待ってるのに、そりゃないだろよ。


邪魔なんだよ!




弟が少しマシになったのは、俺が注意したからだ。

親は何も言えていない。

突然来た弟に、何でこっちが振り回されなきゃいけないんだか。

都合を知らせない親の元に育つと、子どもも同じように知らせなくなるのだろう。

弟は、親の都合など取るに足りないものだと舐めてかかってるし、夕飯準備の時間は忙しいということさえ、未だに理解していない。

弟はASDではない。

親が教えないから覚えないだけだ。




こういう時、こちらの状況を説明しないために、相手がそんなつもりはないがかき回してしまってることも、うちの親はわからない。

偶々だと思ってるのだろうか。

そんなわけがない。

お前らが言わないからだ。




うちの親は、二つのことを同時にこなせない、優先順位がわからない、断れない。

だから、あちら立てればこちら立たずをいつまでたっても、理解できない。

俺の犠牲は見えていないのだろう。


母親に料理を全部任せていたときは、電話が来て夕飯が遅くなることもあった。

「取り込み中だから後で掛け直す」が、親しい友人でも言えないからだ。

掛け直す方がお互いに良いことを教えても、とにかく出来ないし、どうしようもなかったと言い訳する。




以前、突然の来客で台所が使えなくなり、昼飯が食えなくなったことがある。

その際母親は、まるで防ぎようがなかったかのように「ごめんね」と言っていたが、これは防げたことである。

客間があるのに居間で対応することにしたのは、うちの親だ。

客のせいじゃない。

俺が昼飯を食ってないことを知りながら様子も見に来ないで、何がごめんなのかわからない。

結局、我慢させているではないか。

謝ればどんな扱いも許されると思ってやがる。




さらに、話の流れで聞いたことが、また感じの悪いものだった。

灯油を入れてもらうよう頼んだらしいのだが、俺は全く聞いていなかった。

母親は、俺が使ってるポリタンクも外に準備されていると思っていたらしく、父親は勝手に満タンだから出ていないと思っていた。

確かに夏場は物置に置いておいたが、自室に運んでもう2週間以上になる。

母親はその間確認していないし、父親は根拠のない思い込み。

それだって、実際に灯油が入れられた後に俺のポリタンクがないことを見れば、勘違いには気づけるはずだ。

第一、俺の20Lのタンクは、父親は物置にも運べないはずだ。


定期購入の日時を忘れていたならまだわかるが、わざわざ頼んだと言うから呆れる。

ただのバカなんだろうが、嫌がらせにしか思えない。


というか、俺だけ知らされていないことが多すぎて呆れる。

常にのけ者扱いで、寂しいのを通り越して虚しい俺の気持ちなど、わかるはずもないのだろう。

これで何が家族なのか。




俺専用のポリタンクを買って、わざわざ2階の自室に持ち込むようにしたのも、父親が俺の分を考えてシェアしないからだ。

父親は二つの部屋を行き来して、両方でストーブをつけたまま。

灯油が無限にあるかのように使いまくり。

おかげで俺の部屋の分はなくなり、真冬の朝、寒いのを我慢したことは一度や二度ではない。

気づいても何をしてくれるわけでもない。

注意しても節約出来る脳みそは備わってないので、こちらが共有しないことで防ぐしかないのだ。


俺は、「こんな面倒くさいことになっているのは、元はと言えば父親のせいだ」と憤ったが、それに対する反応はさすがと言うべきものだった。




母親は、「それはいいことだ」と俺の工夫に感心した。


氏ねと言いたい。

かつて「あんたが勝手にやったんでしょ」を連発していた脳みそは、やっぱり治らないのだと思った。


父親は、アホ面さげてわかりもしないのに頷いていた。




二人とも、自分のせいで我が子に面倒をかけても、全く心が痛まないのだと改めて認識した。

そもそも、面倒をかけているとも思っていない。

「お前のせいで、こんなことまでしなきゃいけなくなってるぞ」ぐらい言ってもわからないのだから、黙って対処すれば奴隷になるのがよくわかった。


わからないから仕方ないということはない。

面倒がわからなくても、気づけなかった事を不安に思ったり申し訳なく思ったりするものだ。

だがその面倒以上に、それに伴う心理を想像することが重要なのだと思う。

これが出来ないところが、まさしく人デ無シだ。