本当は、毒されてしまった人間ほど浄化が必要。

それなのに、どうしてもまた毒に引きずられる。

自分がドス黒いと、真っ白な人や環境は眩しすぎる。


ドス黒い人間を浄化するには、グレーじゃなくて真っ白が必要。

でも、慣れないから体が拒否反応を起こす。




俺は、見た目に白いものが本当に白かった経験が少ない。

もしくは忘れてる。

散々白を見せつけられて実は黒。

そんなことが重なって、変なところで疑うくせがついてしまっているのかもしれない。




うちの親は、そういうところが恐ろしく残酷だ。

真っ白な期待をさせて、実は無だったりする。


遊びに行く、プレゼントがもらえる、皆で美味しいものを食べる。

そんな他愛のない期待が、ただ口走っただけだったりする。

あれは何だったのか、どうなったのかと確認しても、アスペルガーの親には意味さえわからない。

期待が裏切られた悲しみに共感出来ないのではなく、俺がそんな期待をしていたことから認識出来ていない。

親からすればただ楽しかった話をしただけで、それを実行する約束さえしていないのに、なぜそんな期待を抱くのか理解できないらしい。

期待させようと思ってやっていない、だから、お前が勝手に期待したとなる。

思い違いが生じたとき、全て相手が「勝手に」やったことだと思うアスペルガー。


そうかと思えば、親が頭の中で勝手に決めた計画は、俺には何の予告もなく実行するくせに。

これまた、知らせなければ相手にはわからないということがわからないらしい。

だったら、一人で生きろよ。




子供が落ち込んでいても、それも読み取れないから放置する。

自分で罠を仕掛けておいて、それにはまったらバカにするの繰り返し。

自尊心なんか育ちようがない。






俺が自分の家族の話をすると、幸せな家庭に育った人は、自分の家庭を否定されたように受け取る人がいる。

でも、幸せな家庭を否定する気なんてない。

ただ、不思議なんだ。

うちには、無償どころか有償でも愛情を注がない親しかいなかったから。

きっとその感覚が、幸福な家族なんてあり得ないと言っているように聞こえてしまうのかもしれない。


今は何とかして、自分も幸せな家庭を築きたいと思っている。

自分も幸せになっていいんだと思う。

でも、だからこそ辛い。

普通の家庭の、普通の家族の、ありふれた話が。

なぜなら、どんなに望んでも今までなかったから。

だから、その幸せを手にできるとそれはそれで怖い。

手にしそうになると、自ら手放してしまう。

その気持ちが相手に投影されてしまうのか、つい否定的な態度になるのだろう。




毒親-アダルトチルドレンの家庭に育つと、何でもないことに沢山条件を付けられる。

それが常だから、小さなことでもただで受け取るのが下手になる。

親の機嫌を取らずに、自分だけが幸せになることに激しい罪悪感がある。


まっとうな親は、子供が幸せになることを喜ぶのだろう。

ところが、毒親は自分と関係ない幸せは許せない。


うちの親の場合は、俺が幸せかなんて気にしたことがない。

俺がいつ死んでも自殺動機は全くわからない人たち。

仮にわかっても何もしない人たちだ。




幸せな話をしていてそれを否定する人がいるとしたら、それはあなたやあなたの家族を否定しているのではない。

幸せな話ゆえに傷ついているのだ。

羨ましいとさえ思えない人間がいることを知ってほしい。


幸せ自慢をする必要はないだろう。

自慢したいほどの幸せがあるなら、自分がいかに恵まれているかを感じてほしい。