お久しぶりです。




メールくれた人、新しく読者になってくれた人、そして、更新を待っていてくれた人、


音沙汰なくてごめんなさい。




こんな僕でも、いくらか必要としてくれる皆、ありがとう。








しばらく、書けないでいました。


言いたいこと、書きたいことはそれなりにありました。




けれど、何かを言葉にするのが…、表現するのが…、自分を出すのが怖いような…ずっと変なためらいがありました。




今日はすごく暗いので、余裕のある人だけ読んでください(苦笑)






外に出るのが億劫です。


人と接するのに、勇気がいります。




一歩外に出れば、自分がどこの誰だか明確にしなければいけないような気がして…


でも、本当の僕は誰も本当だと認めてくれないような気がして…






自転車一つ乗るのに、見た目や職業なんて関係ないです。


買い物ぐらいで身分なんか問われないです。


何か迷惑行為をしてる訳でもない。




僕は、犯罪者じゃない。




なのに、いつも責められている気がするんです。




特段力むこともなく、「男です」とただ自分を告げただけで、人に迷惑をかけているような気になります。




相手の疑いの目、戸惑う顔、必死に理解しようと同情する態度、嘲笑、腫れ物に触れるような空気。


どれをとっても嫌です。






僕さえ我慢すれば、面倒をかけないで済むのかと考えてしまう。


もう、女を演じることだって出来ないのに…








僕は今、誰を生きてるんだろう。




男でも女でもなく、ただその場の空気だけを調整する存在…




おまえ、誰だ?








もう、限界です。




アスペルガー全開で超自分勝手な父親と、常に傍観者の高機能自閉症の母親と、そんな親を許し世話するのが僕の務めだと言う祖母。




祖母は、僕のことを「のんきだ。楽な人生を生きている」と言いました。




のんきでしょうね。


仕事もせずに、35歳にもなってろくに将来の設計も立てていないのですから。


楽でしょうね。


親の金で毎日何となく生きてられるんですから。






そんなに羨ましいなら、あげるよ。


戸籍も体もない僕の人生を。




一人称、言葉遣い、おもちゃ、興味、関心、ランドセル、服装、髪型、トイレ、制服、恋愛、結婚、見た目、体、夢…


何一つ自分じゃない中で生きてきました。


『俺』は禁止され『私』を強制。
赤い幼稚園ジャージ、赤いランドセル、赤い書道セット、スカートの制服。
女子トイレ、女子更衣室。
彼氏いないの?どんな男がタイプ?
男との結婚、母親になることへの期待。
ペニスのない体は脂肪が増え丸みを帯び力も弱く、月経も始まる。


何一つ、自由になるものはなかったです。


努力して男らしくなることさえ許されなかった日々。




自分を自分だということも出来なかった。




自分でなければ、将来などない。


生きている感覚がないから。


だから、僕は夢を持ったことがない。






あなたが楽だと言う人生が、僕には苦しくて仕方ないのは、僕が弱いからですか?


何の努力もせずわがままに生きているからですか?






娘の自閉症に気づこうともせずに放置してきたこと、人の思いを感じられないアスペルガーの男を娘の夫としたこと、おかげで娘夫婦は子供の愛し方を知らず虐待し続けてきたこと。


全部、なかったことにするんですね。




父のわがままも母の無関心も僕のせいだと言うなら、僕はどうすればよかったんですか?


何も出来なくて必要ないなら、いっそ殺せばいい。








このまま、消えたくはないです。




僕にだってやりたいことがある。


今はちょっと夢もある。


遠すぎて笑えるくらいだけど…






もう、無責任な親の子守はやめたい。


祖母の責任転嫁に屈したくない。