連日、京大の入試問題がYahoo!知恵袋に投稿された事件が報道されています。




面白半分に取り上げられている感も拭えませんが、注目して見ていました。


投稿手段は?複数犯?目的は?


まぁ、この辺はわかりますが…


今の10代はブラインド打ちが出来るとか、どれくらい早くメールが打てるかの検証まで行っている局までありました。




問題はそこじゃないでしょう。






僕が一番驚いたのは、報じている大人の側があまりにもネットに疎いことですね。


Yahoo!の知恵袋を知らない人や、数分で回答が来ることに驚いている人がいて、これでは子供に舐めれるのも仕方ないのかと思いました。




ネットは本当に便利で、今の時代に活用しない手はないと思います。


ただし、情報リテラシー(情報選別能力・活用能力)は必須になるでしょう。






僕は、自分のサイトに質問に来る人にしつこく言ってきました。




複数のサイトを見ること。


情報を鵜呑みにしないこと。


それらを基に自分で考えること。




何だかどこかの授業みたいですが、結構出来てない人が多いと思いました。




わけなければ何でもネットで答えを探せる時代です。


それどころか、質問サイトで聞けば何でも誰かが答えてくれます。






だけど、自分で考えなければいけないこともあります。


その一つが性自認だと思います。




自分の状態を説明して、他人にセクシュアリティを決めてもらおうとする人は多いです。


でも、それこそが性自認が何かを一番わかっていない行為なんですよね。




性自認は、自分が感じる自分の性です。


なので、今持っている自分の要素を、自分自身が男だと思うのか女だと思うのかが、性自認です。


極端なことを言ったら、他人の意見は関係ないんですよね。




これも何度も言っていますが、


「君は女性ですよ」


と言われたら、自分を女性だと思えるんですか?




女性だと思えないからこそ、質問しに来たはずです。


皆に女性だと言われても、自分だけは自分を女性だと思えないからこそ、悩んでいるんですよね?




それが今の君でしょ?


それが君の性です。




立派なもんですよ。




盲目的に自分が男性や女性だと信じているよりも、悩んで自分の位置を掴もうとしている人の方が、何倍も性について考えているんですから。


あとは、知識を足して自分を表現できる言葉を持てれば安定してきます。


そこから少しずつ自分を表現して経験を積んだら、鬼に金棒です。






男性で生きたこともない人が、男性として自信を持っていたらおかしいです。


自信があるとしたら、それは単なる強がりです。




性自認は、自信ではありません。



単なる状態認知です。








回答を素早く得る能力も大切ですが、自分で考える能力も疎かにしてはいけないでしょう。




自分で考え抜いて行き着いた性だからこそ、納得して生きられると思います。


誰かに回答してもらった性を生きられるなら、FtMも皆、女性を生きて幸せになれるはずです。