前回に引き続き、
セッション的聴覚をCDを聞くだけで鍛える方法を解説していきます!
(セッション的聴覚の意味自体がわからない人はこちらの記事からどうぞ。)
例えば、CDを聞いていて、
「ベースが聞き取れないなぁ…。」
なんて、悩んだことはありませんか?
この原因としては、
もちろんベースのサウンド自体を聞き慣れていない、
という根本的なものもあります。
が、実はベースの音をいくら聞いても
なかなか聞き取れるようにならない人、
または、聞こえるようになるのが遅い人も存在します。
そして、そんな人が、
一発でベースを聞き取れるようになるコツも存在します!
それがなんと、「セッション的聴覚」だったのです。
ステレオ仕様でCDをよく聞くと、
ギターは右側、ボーカルは真ん中、キーボードは左側などなど、
二つのスピーカーのバランスを使って、
上手くステージ上のフォーメーションが見えるように、
音作りがされています。
(DTMをやったことのある人なら、わかりやすいですよね!?)
さらには、リバーブと呼ばれるいわゆる
「残響」をつかって、
ドラムが一番奥、そのちょっと手前にベース、
そして一番前にボーカル、
などの奥行きも、実は表現されています。
要は、前後左右のステージ上のフォーメーションを
ステレオで再現するように、
昨今のCDは音作りがされているのです!
そして、
このフォーメーションがセッション的聴覚に
かなり密接に関連しています。
パッと聞いて、全パートが聞き取れる能力
「セッション的聴覚」
実は、この「セッション的聴覚」が鋭い人と言うのは、
単純な音感ではなく、
【音がどこから出ているのか?の方向距離感に敏感な耳】
を持っている人なのです!!
なので、例えばベースが聞き取りにくい人は、
ベースの音程ではなく、
「ベースがどの位の位置に設定されているのか?」
のイメージをしっかり聞き取る意識を持つと、
不思議と聞き取れるようになってきます。
もちろん、ベースだけではなく、
ギターやピアノの和音(コード)や、
管楽器のソリ(複数の管でハモッたキメを演奏すること)など、
基本的に聞き取りづらいものも、
方向と距離がイメージできると、急に聞こえてきたりします。
なんにせよ、
セッション的聴覚の鍛え方として、
「CDの中のバンド全体のサウンドを、
距離と方向に意識して聞き取る!」
という訓練をすると、
自然とセッション向きの耳が鍛えられます。
また、この耳を鍛えてから、
音感の訓練に入ると、さらに身につくのがはやい!
というのも、特筆しておきます。
ちょっとCDの聴き方を変えれば身につけられる
「セッション的聴覚」
是非、少しづつ練習していってくださいね!
では、
次回もお楽しみに!