最近15年以上ぶりの友人に会った。
メールでそこそこ近況なりを伝え合ってたせいか想像通りのオッサンだった。
したがって、おー、懐かしいな久しぶりっ!てな感じにはならず。
でも言わなきゃいけないだろ、久しぶりって。なにせ15年以上だしな。
再会の喜びはもちろんあるから言ってはみたものの、想像通りのオジサンに対して発した「久しぶり」になんとなく違和感あってな、なんならあと10年くらい再会を待ったほうが感動したかもしれんて。
まあ、その際はどちらかがくたばってる可能性もあるけどな。
こういう機会ってなかなかないのに損した気分だわ。
その後、友人の車で学生時代の思い出散策へ出掛けた。
川っぺりの細道、こんなとこにデカいSUV乗り入れやがって的な、明らかに迷惑顔の犬散歩オジサン。
「おおー、タツ!久しぶりっ!俺だよ、おれ、マサだよ!」
コイツがたまたま同級生。運転席の友人が10年ぶりって言ってたか。
車越しに盛り上がる友人と犬散歩オジサン。
「おい、タツだよ!懐かしいよなっ!」
そりゃまあ振るよな、助手席に座ってるんだもん俺。
(…やべェ)
こいつらが盛り上がり中、適当な相槌を打ちながら海馬フル回転させてたが、誰なのかまったく記憶にない。
しかしこの空気は乱せない、誰?なんて言えるわけがない。
運転席の友人を乗り越え握手して、精一杯再会の喜びを表現したよ。
ただ、握った手から「お前誰だよ?」ってな感触が伝わってきたけどな。
今度会うときはジイサンのカッコしてくんなよ。
なんだと?
このサンダル今日向けに新調したんだぞ、3000円もしたし。
