龍神シリーズ
Vol 46【雷龍らいりゅう】
☆ 雷龍からのメッセージ
雷の光で、今まで見えなかった
本来あるべき姿に気づきハッとする
かも知れません。
自分の姿勢も、社会のあるべき姿も
問い直されている可能性があります。
自然から様々な現象として、私達に
発信されてくる、その意思は何だろう
と考える良い機会になっています。
運気は回復の兆しを見せていますから、
まずは自分のやるべきこと、課題を
着実にこなして生活していくことが
大切です。
☆雷龍について
①ブータンの雷龍
幸福度No. 1と言われる国、そう
「ブータン」は雷龍の国と言われて
います。
国旗に雷龍が描かれているのも
印象的ですね。このように雷龍は、
ブータンの象徴にして守護龍なの
です。
チベット語で「ドゥルック(雷龍)
ユル(国)」と言います。
ブータン国王は、雷龍王とも呼ばれ、
国歌も「雷龍の王国」と言います。
昔からチベットではこの地域を龍の
地と呼んでいたそうです。
雨季に入ると、何日も激しい風雨と
雷が鳴り響くことから、そう言われ
恐れられ威厳を持つ存在になって
いったのでしょうね。
②中国の雷龍
中国では、古代より雷イコール龍と
連想されてきました。
雷鳴や稲妻を伴う雨が強く降る様子が、
龍が地中から天につながり上っていく
姿に見え雷龍となっていったと言わ
れています。
【夔龍きりゅう】
山海経(せんがいきょう、中国最古
の地理書で、各地の伝説的生物や
妖怪なども記されています)には、
夔(き)という龍が登場します。
風雨を招く自然神で、一本足なの
は、天から地上へ落ちる一本の雷を
表すものと言われています。
夔は流波山という山の頂上に棲み、
牛に似ていて、目は太陽か月のように
輝き、体は蒼く角がなく、足が一本
という姿をしていました。
これが水に出入りする時には、
必ず風雨を伴い、その光は太陽の
ごとく強く、鳴き声は雷のようで
あったそうです。
【夔竜と太鼓】
黄帝(紀元前2700〜2600年頃、
中国を最初に統治した皇帝で、
その後皇帝を表す色が黄色になっ
たのは、黄帝が由来と言われてい
ます)が、ある日夔竜を捕らえ、
その皮を剥いで太鼓を作り叩いた
ところ、その音は五百里先まで
響き渡ったと言われています。
私達が時々目にする雷神様の像が
持つ太鼓は、雷鼓と呼ばれますが、
中国では「古代の太鼓」という
意味もあるそうです。
③日本の雷龍
日本では、雷が鳴ると、雷が蛇の
形をして出現すると考えられていまし
たが、それがだんだん龍神(雷龍)にな
っていったようです。
中国から渡ってきた雷信仰では
龍が天に昇り雷となり、雷鳴を轟か
せることから太鼓を持った神だと
考えられてきました。
これも日本の雷神に大きな影響を
与えていったようで、雷神様の像
と言えば太鼓が付き物になって
いますね。
【山梨岡神社と夔竜】
山梨県笛吹市春日居町にある山梨
岡神社には、一本足の神像があり、
「きのかみ」と呼ばれ、雷除け魔除
けの神として人々の信仰を受けてき
ました。
7年に一度、四月四日にご開帳され、
その姿を見ることもできます。
江戸時代、第5代将軍の徳川綱吉に
重用され大老まで出世した柳沢吉保
はかなり有名ですが、甲府藩主でも
あった柳沢吉保の家臣に儒学者の
荻生徂徠がいました。
彼が甲斐を訪れ、山梨岡神社にも
立ち寄った際、神社に伝来していた
木像をみて、これは山海経に出て
くる「夔き」であろうと判断した
ことから、夔信仰が広まったと言わ
れています。
【注連縄しめなわ】
雷は「イナヅマ、イナビカリ」と
言われ、稲の豊作をもたらす神と
されています。
雷が稲田に落雷すると、落ちた田に
青竹を立て、注連(しめ)を張って
まつる風習が今も残っているらしい
です。落雷が田に落ちると稲が育ち
豊作をもたらすと信じられてきました。
注連はのちに、神前に張ったり、
正月飾りにしたりして、現在の
注連縄になっていきました。
注連縄に下向きに垂らしてある
「紙垂しで」は雷光と稲妻を表して
いて、邪悪なものを追い払うもの。
横に張る太縄は雲を表している
といわれていますが、蛇が交尾で
絡み合う姿とも言われていますね。
次回、龍神カードシリーズVol 47は
「娑伽羅(しゃから)」です。お楽しみに
田口櫂任
龍神カードリーディング
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