支部結成後、初めての支部対抗戦東地区大会への出場ということで、出場される会員さんの奮闘ぶりを応援したいと思い、土曜の早朝、高速バスに乗り、会場に向かいました。

 

中央道日野で下車して、甲州街道駅からモノレールで移動。

 

JRを乗り継ぎ、北府中駅で下車。徒歩、10分弱で会場のクロスウェーブ府中に到着。

 

 

きれいな会場です。

選手のHさん、Kさん、Oさん、そしてOさんのお父様にご挨拶。今年は前日の指導対局や前夜祭が復活し、皆さん、楽しまれたようです。これから勝負が始まるので邪魔になってはいけないと思い、手短かに。

支部名人戦に出場するTさんにもご挨拶。以前、県内におられ、大会で活躍し、上田支部さんで東地区大会に出場したことがあるK2さんが栃木の日光支部から出場するということで、引き合わせてくださり、久しぶりに会話できたのも良かったです。

 

予選リーグの対戦表。

 

各選手の座席に参加賞が配られていました。私も欲しいと思わせる参加賞です。

 

 
常務理事(普及推進部ご担当)の片上大輔七段より開会の挨拶。いよいよ始まります。
 
持ち時間は全局20分、30秒の秒読み付きで、2勝通過2敗失格による予選リーグの後、決勝トーナメントの方式で進行します。
予選リーグ1局目:vs 東葛支部A(千葉)。2-1で白星スタート。
 
予選リーグ2局目:vs 仙台泉中央支部(宮城)。1-2で黒星。
しかし、ここで勝って決勝トーナメント進出を決めていたとしても、次、負けたら敗退というのは変わらないので、ノープロブレムです。皆さん、お昼をとって、予選リーグ3局目に備えます。
 
予選リーグ3局目:vs 上野原支部(山梨)。
上野原支部のH2支部長には、当支部の月例会に2度参加いただいております。その2度とも優勝されていてお強いことは承知していました。対戦する可能性はあると思っていましたが、この重要なところで対戦することになるとは凄い巡り合わせです。
 
熱戦が展開されましたが、2-1で勝利。決勝トーナメント進出が決まりました。
 
決勝トーナメントまで、しばし談笑。
 
決勝トーナメントの抽選。北の代表から札を引くか、南の代表から札を引くか、大将のHさんがじゃんけんをして、結局、北から札を引くことになり、最後の札を引きました。
 
 
決勝トーナメントは2回戦から。vs 苫小牧支部(北海道)
 
この日、ここまで全勝と冷静な指し回しが冴えている三将のKさんが振り駒を見守ってます。
 
そのKさん、この対局は、苦しい展開に見えましたが、逆転勝ちを収め、2-1で勝利。T県支部名人も加わっての感想戦。
 
決勝トーナメント準々決勝:vs 浜北支部(静岡)。2-1で勝利。
 
決勝トーナメントの2戦は、いずれも1-1のスコアから、大将のHさんが勝ちをもぎ取り、チームに勝利をもたらしたもの。ここぞという時に、チームの砦の役割を見事に果たし、流石でした。
これで2日目の準決勝に進出。勝ちはすべて2-1のスコアで、お三方のチームワークが絶妙で見事なベスト4進出です。これで四段免状の獲得が決まり、支部対抗戦を卒業ということになります。
翌日は最後となる支部対抗戦を思う存分、戦っていただきたいと思いました。
 
2日目も抜けるような青空の快晴でした。
 
会場には楯や賞品が並べられています。
 
決勝トーナメント準決勝:vs 翔風館支部A(東京)。
 
支部名人戦、シニア名人戦のベスト4の方々も一緒に真剣勝負の真っ只中です。
勝負の方は惜しくも1-2で敗戦。しかし、ここまでよく戦ってくださったと思います。連盟の普及推進部のO2さんから四段免状の申請用紙をいただき、表彰式までの合い間に、お三方に記入していただきました。
 
決勝戦も終わり、表彰ならびに閉会式です。
 
大将のHさん。決勝トーナメント2回戦、準々決勝と、1-1のスコアから勝ち切り、チームの勝利を決めたのは見事でした。
 
副将のOさん。今大会も大活躍でした。真っ直ぐな将棋が魅力的な信州が誇るスーパー小学生です。
 
三将のKさん。県大会、今回の東地区大会とそのポイントゲッターぶりは圧巻でした。Kさんの活躍が、今回の3位入賞をもたらしたと言っても過言ではないと思います。
 
片上常務理事の総評。ご自身がかつて支部対抗戦に出場したことや、シニア名人戦で優勝した田尻隆司氏から子供のころ2枚落ちで指導を受けたエピソード、支部名人戦で優勝された横山大樹さんをアマチュア棋界の藤井八冠のような存在と評する等、各部門について丁寧に触れられ、普及推進のご担当としてアマチュア愛棋家の方々に寄り添っておられることが伝わる総評でした。
 
支部対抗戦入賞チームの集合写真。戦いが終われば、ノーサイド。皆さん、将棋という共通のものを愛する仲間というのが伝わってきます。
 
片上常務理事にもう1枚、記念写真の撮影をお願いしました。快く応じていただき、私も便乗させていただきました。
 
会場を出たところで、お三方の写真を撮らせていただきました。支部長として、思い出に残る2日間になりました。本当に感謝しています。お疲れ様でした。
 
東京は葉桜でしたが、清々しい気持ちで帰途につきました。