Impurity Part 53 | つぶやきと再創作

つぶやきと再創作

今更ながらブログ始めました。
あまりどこにも書かないようなひとりごとや愚痴、それと思いつきで始めた二次小説をちょこっとずつアップしてきます。

「もしもし、あ、ママ。今パパと一緒?わかった。え?あ、そうなの。。。」

そういって美央は携帯の電話口を押さえてオレに

「パパが帰ってくる前に今日は帰りなさいって。今度酔っ払っていないときに挨拶しましょうって。」
「そりゃそうだね。わかった、じゃぁ、そろそろおいとまするよ。」

そういうと、美央は少し考えて、

「ママ、私コンビニで消しゴムとか買いたいんだけど、池田さんが帰るときにちょっと出てきていい?」

そういって、オレの顔をみた。

「うん、すぐ帰るよ。じゃぁ、ママ気をつけてね。」

どうやらオーケーが出たらしい。

「あたし、ちょっと着替えてきます。まだ制服だし。」

そういって、隣の部屋へ行き、Tシャツにジーンズという出で立ちでやってきた。

「なんか新鮮だな、その格好」
「いやだ、そんなにジロジロと見ないでくださいよ、全然おしゃれじゃないときだから。」

美央はそういって、今度はすぐに腕をとってきた。

「ね、行こう?」
「うん、わかった。」

そういってオレ達は近くのコンビニへ向かった。オレが帰るのと同じ方向にコンビニがあり、そこまで一緒にやってきた。

「もう夜も暑いねー。何か飲む?」
「あ、じゃぁ、よろしくお願いします。」
「オーケー」

オレはレジに缶コーヒーとサイダーを持っていった。
それから、外の駐車場で立ち話を始めた。こうしていると、若干、ヤンキーな人たちみたいだけど。。。

「美央、全然できるじゃん。もっと全くできないのかと思ったよ。」
「でも本当に池田さんに見てもらうまではダメダメだったんですよ。これで、数学はバッチリです!」
「そっか、良かったね。で、美央ってテストいつ終わるの?」
「えーっと、海の日のちょっと前くらいだったと思います。テスト終わって、テスト休みで、それから夏休みだから。」
「おー、だいたいオレと一緒だね。夏は何しようか?どこ行こうかなー。」
「夏休みなんですけど、私たぶん、7月終わりから1週間くらい、ママの実家に行くんですよ。。。」
「あ、そうなの?じゃぁ、またこの前みたいな遠出はそれからにしようか。」
「ほんとは行きたくないんですよねー。」
「でも、それは行っておいで。」
「うん、行くには行くと思いますけど。。。」
「どうしたの?」

何か、美央は別のことで悩んでいるようにみえた。