癌化が癌の遺伝子異常とか、遺伝子の多段階説は、下流の2次的変化です。癌は遺伝子異常ではなく、ミトコンドリアの代謝異常であるということは、Thomas Seyfried 教授や、Peter Pedersen教授の本に詳しく書かれています。(Cancer as a metabolic disease,Wiley)

私が最初に、癌化が癌遺伝子の異常だという説が完全な間違いであるという最初の気づきは35年前のことです。それは卵巣がん細胞が、1mMのサイクリックAMPの添加で、僅か、5時間で正常細胞に戻ります。この変化は遺伝子を介した変化であることは考えられません。

ミトコンドリア化細胞内網内器官に対する変化が考えられるのです。 このデータは、サイクリックAMPが、翌年、ホルモンのセカンドメセンジャ―でノーベル賞をもらいましたので、この重要なデータはかき消されてしまいました。

その他、癌細胞は簡単に、色々のサイトカインで、色々の正常細胞に変化します。癌細胞か正常細胞かに遺伝子が関係しているわけがないのです。

その資料を再度紹介します。