明治天皇は明治時代の前期

6回に分けて日本全国を巡幸した


明治天皇はこの巡幸により

広く民情を視察し

近代国家のリーダーとして

全国の様子を「国見」したのである


一方、民衆にとっても

これまでその姿を見ることのなかった

天皇を身近に感じるようになり

天皇を中心とした国民国家を

形成していく大きな要因ともなった


第一回

明治五年 九州・西国


第二回

明治九年 東北・北海道


第三回

明治十一年 北陸・東海道


第四回 

明治十三年 甲州・東山道


第5回

明治十四年 山形・秋田・北海道


第六回

明治十八年 山口・広島・岡山


巡幸中、各地の名産品や郷土品の

数々が天皇の天覧に供されており

時に、天皇自らがお買い上げに

なることもあった


その逸話が広まりことで

各地方の名物が

世に知られるきっかけとなった