恵美の表情が険しくなるが、元々可愛い顔つきだけに

膨れっ面も可愛かった。

「 それってラブホテルよね・・・・。最低・・・・。」

「 ・・・・・・・。」

由紀はその恵美の態度を見てさらにニヤついていた。

「 恵美ちゃんて、お兄ちゃん大好きっ子なんだ。」

「 そ、それは・・・・。」

「 可愛い!それに愛されてんだね、たかしは。」

恵美は恥ずかしそうにしていた。由紀はそんな様子を

楽しんでいるようだった。

「 俺は行ってないぞ、恵美。由紀とは何でもない。

 だから心配すんな。」

「 何それ!?たかし何も無いって・・・・。まあ、

 ホントに何にも無かったんだけど、そんなに力一杯

 否定しなくってもいいじゃない!」

「 いや、それは・・・・・。」

恵美は笑顔を取り戻すように言う。

「 そうだよね。何にも無いんだよね。よかった。」

「 それよりもどうするんだよ由紀?週刊誌なんて載

 ったらこれから。」

由紀はその事に対しても表情を変える事無く答える。

「 由紀はいいの。むしろこの事でもっとたかしと自

 由に行動出来ると思うんだ。」

「 そんな事無いだろ!?週刊誌に狙われっぱなしに

 ならないか?一緒のところを絶対狙ってくるだろ?」

「 由紀はそれが狙いなの。もしかするともしかする

 からさ。」

由紀は明らかに何かを狙っているようだった。



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