なにも知らずにその場を2人して後にしていたが、その後の
展開は大変なものになるとは知らなかった。
自宅に久々に帰った。今まで追いかけられたり大変な状況だ
ったから、数日間でも懐かしく思えてしまう。
「 あら?今日は帰ってきたのね。おかえり。」
「 ただいま・・・・・。疲れたよ。」
「 お風呂沸いてるから、入っちゃいなさい。」
「 分かった、ありがとう。」
そう言って久々に母との会話を重ねる。部屋に戻って替えの
下着を用意して、久しぶりの自宅のお風呂に浸かっていた。
ドタドタと慌しくお風呂場に駆け寄ってきた人物がいた。
「 お兄ちゃん!!今日は帰ってきたんだ。」
「 こ、こら!?恵美、勝手に入ってくんなよ。」
「 いいじゃない、兄妹なんだし。それに減るもんじゃない
じゃん。」
「 そう言う事言ってんじゃないだろ!お前にはデリカシー
ってないのかよ。」
「 私だって女の子だよ、あるに決まってんじゃん。」
「 だったら、さっさと出ろよ。」
「 あら?恥ずかしいんだ。かわいい。じゃあさ、久しぶり
に一緒に入ろっか?」
「 な、なにバカな事言ってんだよ!?」
「 照れちゃって。お兄ちゃんとなら、恥ずかしくないもん
ねえ、本気で入っちゃおうか?」
「 からかうんじゃない!!早く出ろよ!」
「 は~い。もう、本気だったのに!」
そう言って恵美はお風呂場から出て行った。妹ながらなんて
大胆な事を言うんだとドキドキしていた。