ドキドキはさらに激しさを増す事となった。次の瞬間だった。
「 やっぱり一緒に入ろ、ねえお兄ちゃん・・・・。」
そう言ってその場に現れたのは、タオルを巻いた恵美だった。
「 バ、バ、バカ言ってんじゃないよ!!」
「 もう、そんなに恥ずかしがんないでよ。減るもんじゃな
いんだし・・・・・。それにお兄ちゃんなら見られても、
平気だよ。」
そう言って恵美は、巻いたバスタオルを外した。僕はすぐさま
目を背けていた。
「 ねえお兄ちゃん。ちゃんと見てよ。恵美を見て・・・・。」
「 そんな、そんな見れる訳ないじゃないか。お前ももう女な
んだぞ。」
「 お兄ちゃん・・・・・・。ははははは、そんなに焦んない
でよ。ねえ、だからちゃんと見てよ、ほら。」
恵美は僕の頬に両手を当てて、恵美の方へ顔を向けさせた。
「 だから、そんなに焦んないでよ。ね、大丈夫でしょ。」
「 お、おう。」
恵美は前もって水着を着込んでいたようだった。僕の心臓はド
キドキからバクバクへと変わっていた。
「 驚かせるなよ。心臓止まるかと思った。」
「 そんなに驚いたんだ・・・・。でも、反応したのはそこだ
けかな?」
「 な、なに言ってんだよ。妹の裸で反応なんか・・・・。」
「 キャ、お兄ちゃんのエッチ!!妹の裸で反応してんだ、本
当は!!」
「 バ、バカ!そんな事あるかよ。」
完全にからかわれていた。だが、久々にこんな家族との触れ合
いで、ホッとしている僕が居たのは事実だった。