「 たかしにちゃんと言わないといけないの。多分ね、この後

 前田さんから連絡来ると思うんだけど・・・・。先に言って

 おくね。」

「 なんだよ、改まって。なんか大変な事なのか?」

由紀は特に表情も変えず、当たり前のような表情で語る。

「 あのね、来週の週刊誌に私達の記事が載るのよ。」

その言葉に僕と恵美は驚愕する。

「 な、な、なんで!?そんな事に?」

「 そう、なんでお兄ちゃんと由紀さんが・・・・?」

由紀は僕達2人に笑いながら付け加える。

「 あら?たかしもう忘れたの?さっきまで居た場所。もう忘れ

 たの?」

「 さっきって?何の事だよ。」

「 ほら、2時間程前。由紀とたかしが居た場所よ。」

僕はハッと思い出した。由紀の表情はしてやったりと思わせる表

情を浮かべていた。

「 それって・・・・あの場所?」

「 そうよ。由紀とたかしが歩いて向かっていた場所。」

「 なんで!!なんでそうなるんだよ。別に入った訳じゃないの

 に・・・・。」

「 入った?なにそれ、お兄ちゃん!!どこに入ろうとしてたの

 よ!」

「 いやいや・・・・別に。」

「 たかし、はっきり言ってもいいのよ。由紀とラブ・・・・。」

その言葉に僕は必死に取り繕うとしていた。



人気ブログランキングへ