星の輝き、月の光 -2ページ目

星の輝き、月の光

「イケメンですね」(韓国版)の二次小説です。
ドラマの直後からのお話になります。

 

深夜、疲れた顔で帰宅したテギョンは冷蔵庫からいつもの水を取り出すと、あくびをかみ殺しながら自室へと向かった。

ただでさえ忙しいのに、「一緒に食事しよう」というアン社長のしつこい誘いをかわし、今日は何の失敗をしたか知らないが、バタバタと慌てているマ室長を見ているだけでどっと疲れが出た一日だった。精神的にも肉体的にもぐったりとしてとにかく早く休みたかったが、あいにく楽譜の整理が残っていてまだベッドに入れそうにない。喉を潤すと幾分眠気が覚めた気がして、あと少し頑張るかと軽く伸びをした。

 

「テギョンヒョンおかえり。あのさあ、今日の夕方・・」

 

「話なら明日にしてくれ」

 

ドアノブに手をかけた時、廊下の向こうからジェルミに声をかけられたが、残っている体力をジェルミ相手に使うのはもったいないと、反射的に話を遮りドアを開けた。しかしテギョンの足は中へ入ろうとはぜず、そのままドアを閉めた。

 

「どうして俺の部屋で寝てるヤツがいるんだ?」

 

部屋の中で誰かが寝ていた。勝手に床に布団を敷き、のうのうと寝ている誰かが。布団を頭からかぶっているせいで顔は見えない。

 

「ああそれミナムだよ。夕方ミジャおばさんが来たんだ。用事があってこっちの方に来たんだけど泊まるとこないから一晩泊めてくれって。で、ミナムの部屋に泊めるから、ミナムがテギョンヒョンの部屋に行くことになったの。晩ご飯作ってくれたんだけど、おいしかったよー。朝ご飯も作ってくれるって。おばさんのご飯おいしいから楽しみなんだ」

 

ミナムがミニョと無事入れ替わり、A.N.JELLのメンバーとして活動を始めて約一年。時々ミジャが来ることはあっても泊まることはなかったのに、いきなりやって来て勝手に泊まり、その余波を受けることになったテギョンは、ニコニコと上機嫌のジェルミとは対照的にムッと眉間にしわを寄せた。

 

「はあ?ここはホテルか?避難所か?ったく、ミナムも何で俺の部屋に来るんだ、ジェルミが泊めてやればいいだろ。おまえたちいつも仲がいいじゃないか」

 

「イヤだね。俺たち昨日からケンカしてるんだ、顔も見たくない」

 

ムッと顔をしかめるとジェルミは自室へと消えた。

 

 

 

 

 

テギョンは水を一口飲むと、恨めしそうに床に目を向けた。

せっかく残りの仕事を終わらせてから寝ようと思っていたのに、ミナムが邪魔で机が使えない。かといって別室で作業をするつもりもない。

 

「ここは俺の部屋だ、出て行くのは俺じゃない。おいミナム起きろ、どこか別の場所で寝ろ」

 

声をかけても返事はなく、布団の上からスリッパのつま先で蹴っても反応がない。

 

「お、こんなとこに山のようなアイスがあるじゃないか。起きないと全部ジェルミに食われるぞ」

 

これなら飛び起きるだろうと思われる言葉をかけてもピクリとも動かないミナムに、テギョンは舌打ちすると力ずくで起こすべく、布団を勢いよく引きはがした。

今まで優しく包みこんでくれていた温かな物が急になくなったからだろう。ぶるっと身震いをしたミナムの身体はまるでダンゴムシが丸まるように縮こまっていく。それでも起きる気配のないミナムを強制的に起こしてやろうと伸ばしたテギョンの手は、空中で止まった。そして理解不能な表情をした顔が傾いていく。

 

「・・・ミニョ?」

 

ミナムの寝顔は数回、移動中の車の中で、だらしなく口を開けている姿しか見たことはない。しかしミニョの寝顔なら何度も見たことがある。布団がなくなり少し寒いのか、キュッと口を結び眉間にしわを寄せているこの顔は、どう見てもミニョだった。その証拠に手に傷跡は見あたらない。そして少しウェーブのかかった茶色の髪の下からのぞいているのはさらさらとした黒髪。触れた身体は筋肉質の男のものではなく、柔らかな女の感触だった。

 

「夢、じゃないよな・・・何でここに?」

 

単にテギョンの部屋で寝ているだけでなく、わざわざウィッグをつけていることを考えると、ミナムの代わりをしているとしか思えない。

 

「また入れ替わったのか?いつだ?」

 

最近はソロ活動ばかりで同じ家に住んでいても顔を合わせることが少なかったが、今朝出かけて行くミナムは確かに男だった。入れ替わったならその後ということになる。

残りの仕事を終わらせたいのに、どうして?いつから?という疑問が頭の中を占め、作業どころではなくなってしまった。いや、たとえその疑問が解消されたとしても、忙しくてずっと会えなかった恋人が突然目の前で寝ているという状況は、仕事に集中できない十分な理由になる。

 

「う~む・・・」

 

どうするか・・・

テギョンは腕組みをし、尖らせた口を左右に動かしながら考えた。

 

1.ミニョをこのまま寝かせておき、自分は別の部屋で作業をする。

2.ミニョを起こしてとりあえず事の経緯を聞き出す。

3.気づかなかったことにして自分ももう寝る。

 

真っ先に消えたのは『1』だった。

 

「今日中にやらなきゃいけない仕事じゃないしな」

 

いつものテギョンならこんなことは言わないだろうが、ミニョがかかわるとテギョンの予定はあっさりと変更される。

次に消えたのは『2』。

さっきから身体を揺すっているが、まったく起きる気配はなく、目を開けたとしても寝起きのボーッとした頭では質問にちゃんと答えられるとは思えない。

残ったのは『3』だったが・・・

 

「う~む・・・」

 

ただそこにミニョが寝ているというだけなのに、何だかソワソワと落ち着かない気持ちになる。

腕組みしたまま部屋の中を歩き回り、時々立ち止まってミニョを見てはまた歩き出す。やがてこのままでは部屋の中を散歩しながら朝を迎えそうだと思ったのか、テギョンの足はピタリと止まった。

 

「はぁ、仕方ない・・・・・・寝るか♪」

 

そう言うとテギョンはベッドに背を向けミニョへと近づいた。そして丸まっていた身体を抱きあげると静かにベッドへ運んだ。

大きなマットは二人の重みにギシリと沈む。温もりを求めているのかミニョがスリスリと身体を寄せてきた。その仕種にテギョンは数日前のCM撮影を思い出した。

それは一匹のネコと一緒に撮った時のこと。意思疎通のできない小さな獣との共演は時間がかかると思ったが、意外にもあっさりと終了した。とても人懐っこいネコで、テギョンと対面した瞬間に足にすり寄ってきた。動物は苦手だったが、飼い主に「初対面の人にこんなに懐くことはないんですよ」と言われて悪い気はしなかった。

 

「俺のファンは幅広いんだな、人間だけじゃなくネコもいた。でも一番はこのテジトッキか?」

 

あどけない顔で眠るミニョを抱きしめるとミナムがいつも使っている香水の匂いがして変な感じだった。くすりと笑いがもれる。しかし次の瞬間、ミニョの呼気からアルコールの匂いを嗅ぎとると、笑みをたたえていた口はあっという間に尖りだした。

 

「呑んだのか?」

 

ミナムの恰好をして一人で呑むとは思えない。おばさんにつき合わされてジェルミと一緒に呑んだのか?と思ったが、ケンカして顔も見たくないと言っていたくらいだから、それはないだろう。じゃあおばさんと二人で・・・?

疑問は増えるばかりだがそれを追求するつもりはなかった。というよりそんな余裕はなかった。いや、はっきりいってどうでもよかった。数か月ぶりにこうしてミニョを抱きしめているということに比べたら、それ以外のことは考える必要もなく、頭の片隅から更に外へ、何なら宇宙の果てまで追いやってしまえばいい。しかも今は夜でここは自分の部屋で更にベッドの中。とても集中して何かを考えることなんてできない。

疲れていたはずの身体はいつの間にか気力体力とも回復し、眠気ははるか彼方へ飛んでいってしまった。

テギョンは小さく咳払いをするとミニョの顔を見つめた。

穏やかに眠る顔は幸せな夢を見ているのか微笑んでいた。アルコールのせいか頬はほんのりと赤く染まり、少しだけ緩んだ口元が色っぽく見える。

このまま寝かせてやりたいという気持ちと、黒い瞳に自分を映したいという気持ちがせめぎあう。

テギョンはミニョの額にかかる前髪をかき分けるとそっと唇を寄せた。

それは軽い軽いキス。

鳥の羽根で撫でるかのようにふわりと優しく触れるだけのもの。そして頬にも同じものを。あまりにも優しくてくすぐったく感じたのか、ミニョが寝ながらくすりと笑った。しかしテギョンの唇が首筋へ移動すると、ミニョの吐く息に甘いものがまじる。

 

「んっ・・・」

 

その声は小さなものだったが、静かだった水面に葉先の滴が落ちたようにテギョンの心に熱い波紋を広げていった。

 

「ヤバいな・・・」

 

ミニョへ落とす唇に熱がこもっていくのを自覚したテギョンが呟いた。

いくら久しぶりに触れた恋人の感触に胸が躍っても、脳を痺れさせる甘い声に身体が熱くなっても、眠っているミニョを抱くつもりはない。

目を覚ませば話は別だが・・・

淡い期待を抱きミニョを見つめるが、一向に起きる気配はなかった。

 

「はぁ・・・」

 

目が冴えてしまい、だったらここを抜け出して仕事をすればいいのにと思っても、離れがたい温もりにテギョンの口からはため息がもれる。

誘惑に負けそうになるがゆっくりと呼吸をし、胸の高鳴りを無理矢理おさえこんだ。

 

「そのうち寝れるだろう」

 

朝までにはきっと・・・

思いがけずミニョに会えたことは嬉しいのに、いつ訪れるかわからない睡魔をただひたすら待ち続けるしかない今の状態は、はっきりいってかなり辛い。でも、眠る間際に目にするのが恋人の姿というのは間違いなく幸せなことだろう。

そう思い、ミニョを抱きしめながらテギョンは目を瞑った。

 

 

 

 

。.:*゜゜*:..☆ 。.:*゜゜*:..☆ 。.:*゜゜*:..☆ 。.:*゜゜*:..☆ 

 

 

お久しぶりです。

 

 

毎日暑いですね~

 

40度近い気温って、自分が子どもの頃じゃ考えられなかった。

 

32度でも「暑いー」って思ってたのに、今はそれくらいだと「今日はちょっと涼しいね」って感じ。

 

慣れるものなのねー

 

 

 

 

さて、ずいぶん間があいてしまいましたが、新しいおはなしです。

 

といっても、短いんですけどね。

 

 

少しの間、おつきあいいただけると嬉しいです。

 

 

 

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合宿所の屋上で、カップをテーブルに置くと青い空を見上げシヌは大きく伸びをした。

今日、テギョンとミニョが帰国する。もう飛行機は着いているはず。今頃はタクシーに乗っているだろう。

ミナム発案のパーティーの準備もでき、あとは二人の帰りを待つだけ。

シヌは深く椅子に座ると熱いカップに口をつけた。

空気と一緒に入ってきたお茶はほどよい温度で喉を優しく撫で、穏やかな香りが鼻から抜けていく。口の中にわずかな渋味が残るこのお茶は、ミニョの好きな味だった。

特に意味があってこのお茶を選んだわけではなかったが、ああ、今日帰ってくるんだなと思っていたら、自然とこれを淹れていた。

テギョンが行方不明の間、ミニョの為に何度も淹れたこのお茶も、これが最後の一杯。以前はこの香りをかぐと胸の奥で何かザワザワとしたものがあったが、今はそれをまったく感じなくなっていることに気づき、安心したような寂しいような気持ちとともにゆっくりと飲みこんだ。

外で車の停車音とバタンとドアの閉まる音が聞こえた。そして男女の話し声も。シヌのいる位置からでは人の姿は見えないが、二人が帰ってきたんだろう。

 

「やっと日常が戻ってきたんだな」

 

カップに残った水面に映った顔は表情までは見えない。しかしそこにあるのはきっと穏やかで晴れやかな笑顔だろうと思いながらシヌは残ったお茶を飲み干した。

 

 

 

 

 

 

「おかえりー♪」

 

パーンッ!!

 

「うわぁっ!」

 

玄関のドアを開けた瞬間、テギョンを迎えたのは、ジェルミの元気な声と大きな破裂音。驚いたテギョンはビクリと身体を震わせのけ反りながらとっさに身構えた。そこに緩やかな放物線を描きながら大量の金色のテープが降ってきた。

目の前にいたのは破裂音とテープのシャワーのもとと思われるバズーカ型の巨大なクラッカーを構えているジェルミと、その後ろにシヌとミナム。ジェルミの目にはうっすらと涙が浮かび、駆け寄ってくるとテギョンの身体をペタペタと触りはじめた。

 

「本物のテギョンヒョンだよね、生きてるよね」

 

今にも抱きつきそうな勢いにテギョンはうっとうしそうな顔で「離れろ」と冷たい言葉を放つ。その表情も物言いも、まるで何年かぶりのように懐かしく感じ、ジェルミはへへっと笑うとじわりと垂れてきた鼻水を軽くすすった。そして目尻を指でぬぐった。

 

「あれ?ミニョは?」

 

テープまみれになっているのはテギョンだけ。ミニョにテープがかからなかったのではなく、そもそもミニョの姿が見えない。

 

「もしかしてミニョ一緒じゃないの?せっかくビックリさせようと思って待ってたのに」

 

「外で待たせてる。おまえたちが何か準備してるのは知ってたからな。万が一を考えてまずは俺が様子を見に入ったんだが、正解だったな。ああ、そうだ、マ室長からジェルミに伝言だ。「夜にはそっちに行くからパーティーの料理は残しといてくれ」だそうだ」

 

タクシーを降りた後、そういえば連絡してなかったなとテギョンはマ室長に電話をかけていた。その時に今日は三人ともオフでパーティーの準備をしていることを知った。

今日のことは三人がこっそり計画を立てていたことで他には誰も知らないはず。

ミナムがジェルミをジロリと睨んだ。

 

「あっ、その・・・だって俺だけダンスレッスン入ってたから・・・休むためには仕方ないだろ」

 

「ちぇっ、しょーがないなー。で、ミニョはどうして外なの?万が一って何?」

 

「今みたいにおどかすヤツはもうないだろうな。もしあるならミニョは中に入れれない」

 

「ないよ、ジェルミが用意した一発だけ」

 

「小さいのもダメだぞ」

 

やけに念を押す姿に三人が不思議そうな顔で首を傾げていると、テギョンがミニョを連れて中に入ってきた。

 

「「「ミニョ、おかえ・・」」」

 

ミニョの顔を見た瞬間三人の声が重なり、そして同時に止まった。

視線が存在感のあるお腹に注がれる。そこは”しばらく会わないうちにちょっと太った?”というにはあまりに不自然なほど膨らんでいた。

ジェルミは目を大きく見開き声が出せないのかあんぐりと口を開けたままミニョのお腹を指さした。

 

「ただいま。ねえ、お兄ちゃん、見て見て」

 

「えーっとテギョンヒョン、これってどういう・・・」

 

ミナムの口の端がひくつく。

 

「お兄ちゃん、これ・・・」

 

「頭の回転の速い俺が目の前のこと理解できないっていうか、するの嫌がってんだけど。テギョンヒョン・・・・・・リハビリってどこのリハビリしてたんだよっ!」

 

「ミナム違う!これはもっと前だ」

 

「もっと前?・・・まさか!」

 

「お兄ちゃん」

 

振り向いたミナムの視線がシヌとぶつかった。

 

「もっと前?・・・テギョンが俺の身体勝手に使ってたって言ってたよな。テギョンのことだ、ミニョに手を出さないわけないと思ってたんだが、まさか俺の身体使って夜な夜なミニョと、×××なことや××××なことを・・・・・・ああ、どうして俺は憶えてないんだ、もったいない。ん?まてよ、てことは、本当の父親は俺か?」

 

「どうすんだよ、シヌヒョンショックで頭ん中で思ってること全部口に出ちゃってるじゃないか」

 

「シヌ、変な妄想はよせ、そんなことするわけないだろ、キスしかしてないぞ」

 

「えーっ!!テギョンヒョン、シヌヒョンの身体でミニョにキスしたの!?それってシヌヒョンとミニョがキスしたことになるんじゃ・・・!」

 

驚いて固まっていたジェルミはスイッチが入ったように騒ぎ出した。

 

「ねえ、お兄ちゃんってば!」

 

入ってきた時からずっと左手を前に出し薬指の輝く指輪を見せているのに誰もそのことには触れてくれず、ミニョはちょっとだけ不満げな顔を見せる。

少しの間別世界へ行っていたシヌは我に返ると小さく咳払いをした。

 

「ミニョ、疲れただろ、とにかく上がって。お茶淹れるよ」

 

「そーそー、座ってゆっくりしてよ。お腹すいてる?いろいろあるよ。他に食べたい物があったら言って、すぐ買ってくるから」

 

「ほら、荷物なんか全部テギョンヒョンに運ばせればいいよ。これもリハビリだ、ミニョは何も持つな」

 

シヌ、ジェルミ、ミナムの三人は、足もと気をつけろよとミニョをエスコートする。

大量の荷物とともに玄関に取り残されたテギョン。

 

「おい、俺だって疲れてるんだ、おまえたち少しくらい手伝え」

 

騒がしく、そしてあたたかく迎え入れたみんなとの新たな日常が始まる。

 

 

 

 

。.:*゜゜*:..☆ 。.:*゜゜*:..☆ 。.:*゜゜*:..☆ 。.:*゜゜*:..☆ 

 

 

 

 

こんな感じで1話追加しましたが・・・

 

うーん、どうかなー・・・?

 

 

 

ま、いいでしょう(自己完結 笑)

 

 

 

書きたいことはあるのに、考えすぎると内容が散乱して収拾がつかなくなるんですよね。

なので、これくらいがちょうどいいかなと。

 

 

 

 

 

さて、複数のお話を同時進行できない私は、頭を切り替えて次のお話に集中したいと思います。

 

 

 

それでは、また (*^▽^*)

 

 

 

 

 

 

 

『おまけのおまけ』

 

 

 

 

ベッドで上半身を起こしリハビリに励んでいるテギョンにミニョは安堵の眼差しを向けた。

 

「だいぶ筋力も戻ってきたし、もうちょっとで帰れそうですね」

 

「ああ、だが一番大事な部分のリハビリがまだなんだ」

 

「一番大事・・・喉ですか?」

 

「違う・・・・・・・・・ここだ」

 

深刻そうな顔でテギョンが指さしたのは自分の股間。

 

「ここのリハビリにはミニョの協力が必要不可欠なんだ。手伝ってくれるか?」

 

「はい、私にできることなら何でも!で、何をすればいいんでしょう?」

 

「そうだな、まずは服を脱いで・・・」

 

 

 

 

ミナムの「どこのリハビリしてたんだよ!」の言葉でジェルミの頭の中に浮かんだ妄想でした(笑)

 

 

 

                  

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あとがきです。

 

 

 

 

「ひとりの夜はうさぎを抱きしめて」

 

無事終わることができました。

 

よかったー

 

 

 

読んでくださったみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

何となくこんな感じかな?って浮かんだのが3年くらい前。

テギョンが事故に遭うっていうのは一緒だけど、その後がだいぶ変わってしまいました。

頭の中で遊んでた時は、ミニョは赤ちゃん産んで、シヌとジェルミの出番ももうちょっと多くて、コメディー感があったのに・・・

 

うまく妄想が進んでいかなくてしばらく二次小説から離れ、戻ってきたらこんな感じになりました💦

 

 

 

 

いつも出だしは順調なんです。

思いついた内容をだーっと書いて、そのままの勢いで途中まで進んで。

で、ピタッと止まる。

何度も書き直して、うーん、うーん、と悩んで、わりとすぐ続きが出てくることもあれば、しばらく放置のことも。

今回の場合は後者ですね。

放置しすぎて下書きのまま消えてしまうお話もあるんで、最後まで書き上げることができたのはよかったなー♪と。

 

 


 

いつもは途中までしかできあがってない状態でアップしながら続きを書いてるんですが、今回は違います。

完全に下書きができた状態でアップし始めました。

最後まで書けてるんで、心に余裕がありましたね。

 

でも更新は毎日じゃないけど💦

 

 

 

 

 

コメント、メッセ、いいね、ありがとうございました。

モチベーション上がりますねー♪

 

 

 

リクエストで多かったのが「その後」のお話。

 

41話書き上げた時はまったく頭になかったんですが、コメ返書いてるうちにちょっとずつ浮かんできました。

でもまだパズルのピースが散らばった状態。

数もそろってないんで、掻き集めて完成させるには時間がかかると思います。

完成しないかもしれないし・・・

それでもいいよーという方は気長にお待ちいただけると嬉しいです。

 

 

 

 

最近はイケメンの書き手さんも卒業された方が多くて寂しいですね。

 

私もいつまで続けられるかわかりませんが、もうしばらくこの世界を楽しみたいと思います。

 

 

 

とりとめのないあとがきですが、最後までおつきあいくださり、ありがとうございました <(_ _)>

 

 

 

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