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オーダーメイドのフラワー制作工房
ラズリィフラワーです
オーダーメイドの髪飾りを作り始めたきっかけ
フラワーアレンジをしているうちに応用しながら作れるものの幅が少しずつ広がってきます。フラワーアレンジメントの習い始めは、かごに入れたお花から始めますが、そのうちにブライダル用をイメージしたブーケやお部屋に飾れるインテリア用のフラワーアレンジメントなど、シチュエーションに合わせたもの作れるようになってきます。
成人式用の髪飾りもその一つです。特に習ったわけではないのですが、お嬢さまとお振袖の柄からイメージして、創作しながら作らせていただいております。この成人式用の髪飾りを作るときは、一生に一度だけのお祝の日を迎える娘を想うお母様の気持ちをひしひしと感じます。さらに、この時に作った髪飾りは、成人式の時の写真とともに記憶に残るものとなります。依頼される方も着物の柄も一期一会、毎回初心にかえりながら、作り手としても力が入ります。
今から6年程前のこと、職場の方で私がフラワーアレンジメントをしていることを知った知人から、成人式用の髪飾りを作ってほしいと頼まれました。写真の日付をみると2015年9月のころだったので、頼まれたのはさらに前のことになります。この時の依頼内容を紹介します。
<依頼内容>
■一人娘の成人式用の髪飾り
■振袖は、自分が成人式で着たもの
■振袖は、緑色で柄のないもの
■娘さんは、成人式のために髪の毛を伸ばして結えるようにしてくれている
■お任せ
■写真を撮る日
■予算もお任せ
この時に作った髪飾りが、下の写真です。
これを作ったころは、私の娘は小学生。成人した息子はいましたが、成人式といっても息子はスーツを着て参加したのでそこまでピンときていませんでした。私自身が親からそうしてもらっていればわかったのでしょうが、振袖を着て成人式に参加していないので、感覚的にかなりうとかったのです。娘が高校生となって成人式の年に近づいてきて、娘との会話の中にも成人式の話題が上がるようになって初めて、この時に依頼されたお母様の気持ちがよくわかるようになってきました。娘を持つ母親にとっては、何か特別な感覚があるのですね。
残念なことに私の住む町での成人式は、新型コロナウィルス感染症対策に伴う緊急事態宣言を受けて、再延期となりました。5月2日に予定されていましたが、延期後の日程は、8月14日だそうです。地方に暮らすものにとっては、帰省のタイミングになってしまうのは致し方ないものです。真夏の成人式なんて、今まで考えたこともありません。それでも無事に開催できるようと願わずにはおられません。
枯れないお花(造花:アーティフィシャルフラワー)やプリザーブドフラワーを使ったお花の制作依頼に関しては、こちらの記事をご覧ください。
ラズリィフラワーは、
鹿児島県志布志市の
オーダーメイドのフラワー制作工房
です。