お墓用の白い花

 

お墓用に白い花ばかりを集めるときのポイント

 同じ花ばかり集めてまとめると、見た目が単調になってしまい花束のような広がった感じになってしまいます。ご先祖様に喜んでいただくためのお花でもあるので、出来ることなら美しく、見た目も整えたものを飾りたい!そんなときのポイントを紹介させていただきます。

 

<ポイント>

1.白い花

お花をそろえてみてわかったことは、〝白い花″と言っても、その色に幅があったことです。

ただ白ければ良いってものじゃない。同じ同系の白色で集めること!

白の中にクリーム系の色が入るだけで、違和感を覚えました。

基調となる白色を決めて、それに合わせていきます。

 

 

2.花の大きさ

花の種類によって大きさが異なります。

大きい花、小さい小花、細くスリムで線のようなお花、大きくて1輪だけでも堂々としている面のお花・・・

花筒に入るお花の量は限られてきます。また、花筒に対しての高さも自然と決まってきます。頭でっかちになりすぎないように大小の大きさを変えながら花を組んでいくと、花全体をまとめやすくなります。ポイントとなる大きめの堂々とした花の場所を決めて、その花と花のすき間や空間を小花やグリーンでまとめていくと大きい花が強調されつつも、小花や中くらいの大きさの花でつないでいくと、まとまって見えてきます。

 

 

3.白に合わせる花材

白ばかりでまとめると膨張して花と花の区別がつかなくなってきます。そこで合わせるのがグリーン系、つまり葉の色クローバーグリーンと言っても色の濃さが違います。、濃いグリーン、薄いグリーン、深いグリーン、淡いグリーン。日本の和名の色ほど細かい分類があります。新緑のころと夏、秋、冬の葉の色を比べても四季折々、季節によって自然のグリーンの葉が変化します。同じグリーンでと言ってもこれといった指定ができません。これは、握った白い花に合わせてみるとその違いがわかると思います。今回は、造花についていた葉を活かして、グリーンの実を合わせてみました。

 

 

花と花の間隔が空くようにグリーンの葉や実を挟み込むようにして、花そのものが引き立って見えるようにしてみました。

 

 

 

<後日談>

実家のお墓参りに行ってきました。初歩的なうっかりミス!花筒が二つに分かれていました。そうでした、嫁ぎ先が花筒1つで大きく花をまとめていたので勘違い・・・と言い訳ですが、これだけ気合を入れて組んでいったのですが、結局は今まで入っていたものに今回持って行った造花を2つに分けて飾りました。どなたかが、お正月に来られたようでヒバの生木も入っていたので良い感じに落ち着きました。

 

 

お墓用の花は、花筒の数の確認も必要ですウインク

 

 

 

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