お花屋さんの協力があっての展示用のお花の準備

 

普段の講座のように同じ花材で同じアレンジを飾るよりも展示用のアレンジは、少し趣向を凝らして華やかさが出るようにしています。というか、華やかさが出るように花屋さんに協力していただいています。メインになる花には、予算がかかります。毎月1回の講座ですが、展示の前に1回練習の講座をするようにしています。なので、今月は講座の方には、練習、アレンジ、作品の持ち帰りと3回も会場に足を運んでいただくことになります。

 

展示用のお花

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花材代も2回分いただくことになる上に展示用アレンジ制作と、ハードルが上がります。そこを快く、チャレンジ精神で毎年協力いただいていることに感謝。そして花を準備してくださる花屋さんにも感謝。

 

「花材代を変えずに華やかなアレンジを!となると、どこで調整すると思いますか?」

 

メインのお花は、花屋さんのお花を使います。そうすると残りの予算でそろえるとスカスカに。そのスカスカ部分に使用するのが、自宅にあるもの。買わなくて済むものを使用するのです。

 

答えは、自宅の花材を切り取ってもらってそれを花材として使っています。

 

 

さらに足りない時には、花屋さんの店の脇で育てている鉢植えやプランターの花、花屋さんのオーナー宅の地植えの花材を許可をいただいていただいたり、花材を準備してくださる担当の方のご厚意でその方の自宅のものを提供していただいたりと、予算内で収まるように努力していただいております。

 

鹿児島は、お花の生産も盛んでお花の値段も都会ほど高くないとは思いますが、地域の方に生花のアレンジを楽しんでいただくために、予算内で準備していただいております。これが出来るのもフラワーショップ木尾さんのお人柄。ただし、これは、講座として毎回お願いしているからできることであって、いきなりお店に行って、この予算で!と言ってもできませんので、くれぐれも直接このようなお願いでお店のほうに行かないようにお願いいたします。(時たま、そのようなお客様が来店されるそうです。花屋さんから、お客様の要望に応えられずに返答に困ることがると苦言をいただいております)

 

*ありがたいことなのですが、お店に行って同じ値段で注文されても、季節が変わって花が変わり、毎回の仕入れ値で花の値段も違います。ましてや、同じ花がそろえられないのです。一人予算のアレンジに使用するときと何人か分のアレンジをまとめて準備するときでは、花を小分けにして使うこともあるので、使用する花の本数が変わってきます。そこのところをご理解いただければ、ありがたいです。

 

なので、展示用のお花も練習と本番では、同じものをそろえることができないのは当然のことです。そこを似たような花材で悩むことなくアレンジできるようにお花をそろえていただけるのが、お花屋さんの腕の見せ所。この担当の方がお休みで私がお花を選びに行ったときにこの大変さを知りました。ましてや仕入れで毎回変わるお花。前もってこの花、この色。という指定なんかできません。新鮮な花を使うために直前の組み合わせを即座に考えなくてはいけません。この花屋さんがあっての生花のフラワーアレンジメントなのです。

 

今回は、自宅の花材が多数、登場しているので、ご紹介いたします。

自宅では、草取りばかりするのが大変なので、少しで宿根草で目で楽しめるようなものを地植えしています。場所さえ合えば、よく育ってくれて一役も二役も担ってくれる頼もしい植物たちです。

 

*玉シダ

 

 

 

 

*ランタナ

 

 

 

 

*ブルーセージ

 

 

 

 

*ゼラニウムの葉

 

 

 

 

 

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