フラワーアレンジメントの経験はないけれど、ハンドメイドが好きで、お料理・お菓子作りも好きな方が訪ねてこられたことがありました。その方は、息子の小学校時代のママ友でした。本当に器用な方で運動会前には、その方のお宅に行って、本格的な玉入れ用のかわいらしい凝った作りのお手玉を作らせていただきました。お菓子作りもお店のデザート用に提供されていたほどの腕前です。そんな方なので、何を作ってもいつも素敵な作品を作られていました。作ったものは全て知り合いへのプレゼント用にされていたように思います。制作中も懐かしすぎて小学生の頃から高校、大学生、成人になった息子たちの話やお互い猫を飼っているので飼い猫の尽きない話、そして子育て終了後の夢の話をしながら、それでいて手も休みなく動かして作品作りを楽しんでいました。忙しいお仕事の合間を縫って、来ていただけたことに感謝です。
「何から作っていきましょう?」
とお伺いしたら
「作れるものなら何でも良いですよ!手を慣らしておいて、もうすぐ息子が結婚式を挙げるから、それまでにブーケが作れるようになっておきたいの。」
と、夢を語っていただきました。是非とも応援させていただきます(⋈◍>◡<◍)。✧♡ありがたいご相談でした。以前タイムラインにブーケの写真をアップした時に
「ブーケって、自分でも作れるんだ!」
と、思ってこの機会を待っていたそうです。どこでご縁があるかわからないものですね。少しずつ準備を整えて、母として息子を応援したい気持ち、良くわかります。
そこで手始めにハーバリウムから作っていただくことにしました。
また、ある時はリースづくりを楽しみました。
ワイヤリングやテーピングの練習を兼ねたカップアレンジも作りました。
ここで作ったものは、志布志市生涯学習「フラワーアレンジ講座」や自主講座(はなむすび)で制作したものの花材を使っています。講座で作る制作品の花材は、再度、同じものをそろえることができません。日々、資材屋さんの商品が入れ替わるためにそろえられないのです。だからついつい人数分よりも少し多めにセットしてストックするようにしています。こうすることで何か作りたくて訪ねてきてくださる方のため、またオーダーをいただいたときに対応できるように慌てないための準備をしています。
とはいうものの、毎月何かしら講座用の試作品を作り続けてきているので、写真を見たり、講座生の方から