バッグアレンジ
志布志市自主講座
講座名:はなごよみ
*生花以外の花を使ったハンドメイド作品を制作
制作日:2019年 10月 3日(木曜日)
時間 :10:00~12:00
場所 :志布志市文化会館 集会室
志布志市文化協会主催 秋の芸術祭に向けて制作しました。
内容 :プリザーブドフラワー・アーティフィシャルフラワーを使ったバッグアレンジ制作
9月 バッグ土台作り
10月フラワーアレンジ仕上げ
バッグアレンジの試作品を作ってみると、工程がいつも以上に多くあって、
「これが2回で出来るだろうか?余裕をもって作るなら3回分の時間が必要かもしれない。」
と、思いながら、自主講座(はなむすび)の皆さんの進み具合を見て決めることにしました。ワイヤリングにテーピングの数がいっぱい。今までにない量だったと思います。一本一本丁寧にワイヤー掛けをすることで仕上がり具合が大幅に変わってきます。時間内で仕上げるためには手を抜きたいところですが、出来上がりでがっかりしたくなかったので、できるだけお手伝いして時間短縮に努めました。ほぼ1時間くらいは果てしなく続く、ワイヤリングとテーピングの時間。
途中で作業をどこまで続けるか悩んだ私。
「本当は、これを秋の芸術祭で展示しようかと思っていましたが、落ち着いてアレンジ作業までできなさそうなので、次回にしましょうか?」
と、作業中の皆さんに声をかけてみました。
すると、
「せっかくだから、秋の芸術祭に展示したい!」
と言うありがたくもあり、頼もしく心強いお返事をいただきました。
そこから急ピッチで皆さんの作業効率が上がって、残りの30分弱でアレンジと仕上げ。いつもは12時には終了しているのですが、さすがに仕上がらず延長して12時半に終了。後半の集中力は半端なかったです。
「せっかくだから、秋の芸術祭に展示したい!」
その一念だけだったと思います。私だけがあきらめかけていたのですが、自主講座(はなむすび)の皆さんの想いと協力のたまものが完成できた要因だったと思います。
「本当にありがとうございました。」
の気持ちでいっぱいになりました。
「この午前中の時間だけで、一日が終わったような気分だね」
と皆で笑いながら、やり切った満足感。爽快さが漂っていました。
アーティフィシャルフラワーの制作の良いところは、ある程度アレンジできていれば、自宅に持ち帰ってからも、アレンジを変更することができます(ただし、ドライフォームの穴が大きくなって挿した花が抜けやすくなってしまう場合もあります)。やり方やコツさえつかめていたら変幻自在。慌ててパタパタと仕上げてはいましたが、気に入るように自宅で落ち着いて眺めて、気が付いたところのお花を入れ替えても大丈夫です
制作風景
下の写真は、前もって作っておいた試作品です。説明するときには、花の挿し方とかわかるように花を抜いてバラバラにして…修復する…の繰り返し。
やはり、作り方がわからなくなってしまったときは、口で説明するよりも見ながら確認していただくのが作業が進むようです。
フラワーアレンジ部分のアーティフィシャルフラワー(造花)はあらかじめ短く切って、一人ひとり準備しておきましたが、プリザーブドフラワーのバラとあじさいは、好みのものを選んでいただきました。選ぶ花の色合いが変わると雰囲気が変わります。置く場所、好みの色はそれぞれ。出来上がったものを見るのがとても楽しいです。この色合わせだけは、なかなか真似ることはできないのです。ハンドメイド好きが集まった自主講座(はなむすび)のメンバー。さすがです
後半は、ゆっくり説明する余裕もなくなってしまいました。本当はワイヤーとワイヤーをつないで流れるようなラインも出していきたかったのですが、説明がしどろもどろになってしまいました。バラの開花の仕方もベテランクラスの方は黙っててもきれいに大きく開いてくださいましたが、自主講座(はなむすび)歴1年前後の方には別の方法を伝授しました。それでも少しは大きく開くことができたと思います。さすがと思ったところは、誰もが集中して手がとまらなかったところです。ただひたすらに仕上げていた姿が素晴らしかったです。見習うべき姿勢だと我がことながら頭が下がる思いでした。根がのんびりまったりしている講師ですが、文句もいわずに一緒に制作してくださる自主講座(はなむすび)の皆さんに改めて感謝いっぱいです。
制作品(バッグアレンジ)
同じものは、一つもありません。自宅で飾れればたった一つ。さて、どこに飾りましょうか?
私は、自宅の玄関に飾ってみました