花で暮らしを楽しむ体験ワークショップ　アロマワックスサシェ①

アロマワックスサシェ①

鹿児島県桜島公民館で

アロマワックスサシェづくりをしました。

２０１９年９月３０日のことです。この時は、鹿児島では残暑のころ。ツクツクボウシやミンミンゼミが元気よく競うように大合唱していました。

桜島（御岳：おんたけ）

久しぶりの体験ワークショップでした。

昨年に引き続き声をかけてくださった皆様に感謝いっぱいです。

昨年、アロマワックスサシェを作り始めてから、気になった花材を少しずつ集めていたので、この日を待っていたかのように、気づいたら花材が盛りだくさんに増えていました。持ち運びしやすいようにこのような容器に入れております

アロマワックスサシェの中に入れられる花材は、手の平にちょこんとのる程度でほんの少し。それでも、参加される方の好みに合うようにありったけ持っていきました。花材の選び方は、どことなくフランスとかイタリア料理やお洒落なカフェ☕️のデザートの盛り合わせをイメージすると良いのかもしれないと伝えつつ、そこは制作する皆さまの感覚にお任せしました。

実物のワックスを入れる型は、５～８ｃｍ程度の小さなものです。その中でデザインするとなればお料理の飾りつけのように・・・、と言ってもかえって難しいかもしれません。ワンポイントのアクセサリーとでも表現したほうがわかるのでしょうか？

初めての方がほとんどだったので、作り方を説明してから各自で花材を選んでレイアウトしていただきました。

大人色の組み合わせ

季節や天候、その日の気分で選ぶ花材は変わります。秋から冬にかけてのこの時期は、このようなモノトーンでシックな色合いが落ち着いてしっくりきます。この方は、金色のハスの実に合わせて、レイアウトをまとめていました。もともと手芸やアクセサリーを作られる方なので、手際よく制作されていました。

秋色の組み合わせ

アロマワックスサシェを見るのも、制作するのも全く初めての方でしたが、もともとはお料理が大好きで、何でも手作りされているようです。お皿にお料理を盛り付けるように花材を選んでいただきました。

「楽しかった～💛」

と言ってくださり、他の方の作品を熱心に見てくださっていました。

メリハリのある組み合わせ

以前はアメリカンフラワーをされていたそうです。花材や色の合わせ方に迷いなくレイアウトされていました。多趣味な方なので、手先が器用で要領よくあっという間に制作されていました。あと何個でも作れそうな方でした。

レイアウト中

いけばな小原流を少し習っていた方なので、いけばなをする感覚で、レイアウト。花材選びもレイアウトもすんなりと迷うことなくできていました。色合いもすっきりとまとめられています。

花束風にまとめて

まず手に取ったのがオレンジ。初めて作られた方でしたが、イメージ通りにレイアウトされていました。

オレンジに合わせた花材選びも迷いなく、手際よく制作されていました。

レイアウトの写真と見比べながら

これは、ワックスが波打ってしまい後で修正しようとしましたが、上手くいかずに後で丸い型で作り直していただきました。ワックスが固まりかける後半の花材を入れるタイミングが遅くなってしまい、花材を押し込んでしまうとこうなってしまうことがあります。こういう時は斜めに差し込むと波打つのを防ぐことができると思います。おかげさまで、この方の経験から修正方法が我流ながらできるようになってきましたが、きれいに修復することは難しいです。ワックスが固まるタイミングは何分後とは言えません。その日の空調、気温によって変わります。

＊オレンジを入れるタイミングが合えば、波打つことはなかったと思います。