ピンチをチャンスに | カズのブログ

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円安が加速し一時139円台に突入。140円台も現実味を帯びてきています。

世界のCPI(消費者物価指数)が前年同月と比べると8~9%上昇。

インフレ抑制の為の更なる金利上昇が日米の金利格差拡大に繋がるとの観測から円売りドル買いが進んだ結果です。

日本も物価上昇が起きていますが、欧米ほどではなく2%程度。

原材料費の高騰による物価上昇で日銀が想定している需要増によるインフレが起きていないとの判断の為、金融緩和は継続されます。その為益々金利差が広がり円安がまだまだ進んでいくと思われます。

金利差が生まれると、金利が高い方にお金が集まるので、現状だと円安ドル高が進みます。

円安が進むと原材料費などの輸入価格が上がるので益々物価高になっていきます。

家計単位でみると物価上昇はマイナスではあります。

ただ物価高になることで企業の利益は増えます。

岸田内閣は「人への投資」も重視しています。

この増えた利益を内部保留に回すのではなくしっかり人に分配・還元することでデフレからの脱却に繋がるかもしれません。

また輸出産業も同様です。

円安が進むことで輸出産業の利益は拡大します。この利益を上記同様、従業員に分配することを期待します。

他国は経済成長してきた中、日本は失われた30年。

デフレ、低成長だったからこそ、このインフレ・円安という一見厳しそうに見える現状もチャンスに変える可能性が残っています。