2022年度後半より、一定の収入がある75歳以上の高齢者医療費の窓口負担が1割から2割に引き上げられます。
(医療制度改革関連法≒医療費2割負担法が成立)
・単身200万円以上
・夫婦世帯320万円以上
が対象となります。
高齢者の医療費の4割は現役世代が担いますが、その現役世代は減少の一途。
逆に高齢者は増加するばかり。その為自分たちで負担を負う形になります。
ただ2割負担に該当するのは約320万人(約20%)。現役世代の負担は6兆円を超えており、今回の改革での負担軽減は720億円(1%程度)に過ぎません。
一歩前進したことは素晴らしいことだと思いますが抜本的な問題解決にはなっていません。
今後改革が更に行われていくことだと思います。
今回は医療費負担についてでしたが、
国力低下、コロナによる社会分、給料上がらず、年金支給低下、税金高くなり、物価上昇・・・容易に想像できます。
制度の見直しは勿論必要ですが、
個人の思考・行動の見直しも必要です。
公助・共助だけに頼る思考では厳しい現実が待っています。
健康や経済に対して自立思考を確立が最優先!
その上で互助機能を高めていくことが、今後必要と考えています。