「春期講習」も終わりに近づいてきました。

新学期に向けて気持ちを切り替えていきたいところです。

やはり中学生から本格的に始まる「英語」を教える機会が非常に多いです。

ということで、今回も前回に引き続いて、「日本語と英語の違い」について、

「音」に焦点を当てて述べてみたいと思います。

 

なぜ「文法力」は伸びやすく「リスニング力」や「会話力」は伸びにくいのか?

これは、単語を見る勉強」よりも、聞く勉強」の方が、

日本人にとってはるかに難しいからです。

塾に来る生徒についても、「文法力」や「単語力」が伸びる生徒はたくさんいます

私自身も同じでした。

一方で、「リスニング力」や「会話力」は同じようには伸びません

これは「文法」や「単語」については、実際の「英語の音」を知らなくても

見て覚えるだけで済んでしまうからです。

たとえ間違った発音で覚えた単語だったとしても、

文章で見た時にはその単語の綴りを「見て記憶」しているので、

問題なく意味も分かります

一方「リスニング」や「会話力」は実際の「音」を知らなければ使えません

もし同じように間違った発音で覚えた単語を会話などで聞いた時、

その単語が頭には思い浮かばないので当然意味も分からないです

これが「文字情報」と「音声情報」の違いです。

言われてみれば当然の話ですね。

そして、音を聞いて実際に発音する作業は、覚える作業よりも時間がかかります

特に日本人はこれが苦手だと言われています。

 

なぜなら、「英語の音は日本語には全くない音」だからです。

 

前回も触れましたが、英語には日本語と同じ発音がほとんどないです。

実はフランス語やスペイン語は英語と発音が似ているそうです。

発音だけでなく、文法の構造も似ているそうです。

だからヨーロッパの人たちは英語の勉強も楽で、簡単にマスターしています。

これに対して日本語は英語とは完全に真逆です。

発音も文法もあまりにもかけ離れ過ぎた大きな違いがあります。

つまり日本語がいかに特殊な言語なのかということを示していますね。

なぜここまで日本語が特殊な言語になったかについては、別の機会に触れます。

どちらにしても、普段使っている日本語にない音を聞き分けるのは、

非常に難しいことです。

だから、私のように文法力や単語力はあって英文自体は理解できるのに、

実際の英会話を聞くと全く理解できないということが起こるわけです。

 

【ではどうしたら良いのか?】

これは、単純に普段から「英語の発音を聞く」という作業を繰り返すしかないです。

「耳の勉強」とでも言えばいいでしょうか。

単純に英語の音に触れる回数を増やすということです。

最初は日本語にはない音なので聞き分けるのにすごく苦労しますが、

何度も繰り返し聞いているうちに段々分かるようになってきます

要するに慣れ(経験)の問題ということです。

どんなことであっても、経験が重要ということは直感的に分かるとは思います。

私の趣味のピアノについて考えても、ある日急に弾けるようになったわけがないです。

小さい頃から毎日コツコツ地味な練習を繰り返して積み上げた結果

弾けるようになったわけです。

どんなことでも地味な努力を積み重ねることが出来るかということだと思います。

すごく当たり前の話ですが、実はこれが難しいです。

積み重ねるには精神力根気がいりますから。

つまりその地味な努力が出来る人間かどうかということにかかっています。

生徒にもよく「勉強する意味」について聞かれることがありますが、

それは「君は努力できる人間なのか?それとも努力できない人間なのか?」

ということを、学校の成績を通して社会的に評価する材料にしている

答えています。

日本は資本主義社会なので、「努力できる人間の方が幸福になる確率が高くなる」

仕組みになっています。

あくまで確率諭ですが、これが現実の日本の社会です。

努力の方向は別に学校の勉強に限ったことではないです。

だからこそ生徒には「何か好きな事を見つけて、それに一生懸命に取り組むこと」

が重要だと伝えています。

私にとっては、それが「他人に勉強を教えること」だったということですね。

 

ということで、話が随分脱線しましたが、英語の勉強はリスニングや会話も

並行して行うことが重要だというのが結論です。

私のようになまじ単語や文法を知っていると、音の違いを知った時に

ビックリします(笑)

特に英語にはアクセントがあるので、日本語とは全く違う音に聞こえます。

そのあたりは面白いので、どこか別の機会に触れてみたいと思います。

そのギャップを楽しみながら勉強するのも面白いかもしれません。

では、今回は以上です。

 

長々と読んでいただき、ありがとうございました。

今までブログなど書いたこともなかったですが、

自分の歴史を振り返ったり、考えを文章にしてみるというのも

面白いものだと思いました。

正直あまり他人に読ませるために書いているというよりは、

個人的なストレス発散のために書いている面が大きいですが(苦笑)