てっぱくへ・・・その43(951形) | yasuの、たまに気が向いたら・・・

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TEC-951series-01


0系の次に、スピードアップを目指した次世代車両を開発すべく、
試作された高速試験車両ですね♪

0系が一般公道を走るスポーツカーだとすれば、
951形は見た目こそ似てるけど、完全にフルチューンナップされた、
ラリー仕様といったところでしょうか(笑)

基本的形状は0系を踏襲していますが、空気抵抗低減のためにロングノーズとし、
アルミ製ボディマウントボディを初めて採用、
サイリスタ連続位相制御を採用し、電動機出力も大幅にアップ、って・・・
あれ? どこかで似たようなことを書いたような・・・?- -;

そうです、200系の基本設計の大元は、この951形なのです♪

TEC-951series-02

規格が高度化した山陽新幹線用次世代車両開発のために製作され、
試験走行では286kmを記録。
その後、東北新幹線をも視野に入れた、
50/60Hzと東西の周波数に対応した961形が作られ、
こちらは当時の世界記録、319kmの記録を打ち立てました。
(個人的には、新幹線総合車両センターにある961形保存車を、
 てっぱくに持って来て欲しいです♪)

更には耐寒耐雪装備を充実させるなど、
東北新幹線の環境に、より最適化された962形が登場し、
それの試験結果をもとに量産されたのが、200系ということになります。

951形が登場したのが1969年(昭和44年)、
200系が運行開始したのが1982年(昭和57年)なので、
13年を経て、漸く951形の基本設計が実を結んだわけですね♪

しかし、その200系すらもすでに引退・・・
時の流れというものは早いものです;;;( ̄ー ̄;