今朝のこと。
早く目が覚めて、すぐに朝食を済ませる。庭に出て苗から育て始めた野菜をチェック。ミニトマト、中玉トマト、キュウリ、トウガラシ、バジル。トマトとキュウリを支柱にくくり直したい。
梱包用のビニール紐とハサミを持ってくる。一本の支柱にトグロを巻くようにしたい。そう誘引するようにくくる。
木を見ると、梅の枝の伸びが気になる。この時期切ったものだか分からないが、取り敢えず家壁に当たっている枝だけは落とすか。網戸を開けてハサミとビニール紐の残りを床に置いておく。
高枝バサミを取り出して空を仰ぐ。五、六本枝を落とす。なにか家の方でガサガサ音がする。網戸を開けると猫とハサミがあった。ビニール紐がない。この猫はこのビニール紐に異様に興味があるのは知っていたが、まさか食べたか?30センチはあったし、途中に小さくはない結びコブがあった。
家内に言うと、紙を食べることもあるし、その紐食べた可能性はあるという。間違いない。食べたな。もう一度紐を探すがない。あんなところに放っておくんじゃなかった。
インターネットでこういう場合、どうすればよいのか検索する。記事はたくさんあった。あったがそれを読むにつれて顔が青くなっていくのが分かる。猫が食べたものは3時間で胃を通過する。それ以上異物が消化行程をすすむと厄介なことになる。下手すれば命とりだ。どの記事もとにかく獣医師に早く連絡を、と結んでいる。
ことが起きたのは朝7時過ぎ。かかりつけの病院は9時からだが、金曜日は予約往診のみ、と診察券に書かれている。時間前だが、電話してみる。出ない。何度もかけるが出ない。病院までは小一時間かかる。今から押しかけるか。10時を過ぎたら危険水域だ。
9時になったところでとどめの電話。出ない。往診に出てしまったか。明日まで様子見るか。近所の動物病院探すか。取り敢えず、インターネットで病院を探す。いくらでもあるものだ。近所から当たっていくが、本日休診というところや、10時からというところが結構多い。空いていても悪い口コミが投稿されていたりする。それを判断材料にすべきか悩むが気にはなる。
ようやく一件、すでに空いていて評判もよい病院が見つかった。とにかく電話だ。感じのよい女性がすぐに医師に取り次いでくれた。簡潔に状況を話す。いくつかの質問に答える。すぐに来てください、と言われる。30分以内で着きますと伝えて電話を切る。9時45分には着くはずだ。
家内と娘に支度をさせて、猫をケージに入れる。猫ちゃん本人は何事か、という表情だ。車に乗り込み、激混みの甲州街道下り線を尻目に上り線を疾走する。
病院に着くとすぐにいれてくれて、短く治療方針を伝えられて、うなづく。薬を使って吐き出させる。それがうまく行かなければ内視鏡でつまみ出す。それでもだめならお腹を開ける。吐くのでも2、3時間かかることがあるというので、猫に謝ってから医師にその身を預けて一旦帰宅する。
裏道を通って30分で帰宅。車内では無言であった。帰宅してすぐに病院から電話が来た。自分はトイレで聞いていたのだが、無事吐き出したということが分かった。娘の小さい歓声も聞こえた。便器上で脱力。よかった。トイレットペーパーで鼻をかむ。
すぐに病院にとって返し、しばらく待って猫と再会。ちょっとお疲れのようだ。悪かったなあ、ともう一度謝る。
でも明日を待たずに初めての病院に駆け込んでよかった。帰宅したら正午。なんとも慌しい半日だった。