セイバーメトリクス的に王貞治の記録 を上回る打者はいるか?ということで昨日は、、メジャーリーグオールスター選手のイチロー(Mariners)を取り上げましたが、今回はもう一人のオールスター選手の福留孝介(Cubs)を分析します。

福留の昨季成績はセイバーメトリクス的には、ほとんどの指標でセ・リーグのベスト3に入るなど、セイバーメトリクス的には非常に評価の高い選手です。
メジャー入り後も、選球眼の高さに評価が高く、好調Cubsの原動力として、オールスター出場を果たしています。

今日の分析データは、昨季末までのものです。

<基本的な通算成績>
安打  1,175本
本塁打 192本
打率 .305
打点 647
出塁率 .397
長打率 .543

<セイバーメトリクスの指標>
OPS .940
RC27  7.92
SecA  .395
TA  .992
(指標の説明はリンク先を参照ください。)

さすがにOPSやTAなどが非常に高いですね。特徴の一つである選球眼の観点からは、IsoD(出塁率-打率)が.092、PA/BB(1四球あたり打席数)が7.89です。意外と三振は多くPA/K(1三振あたりの打席数)は5.09でした。

メジャーではやはり数字は悪くなっています。
OPS .940 → .791
RC27 7.92 → 5.93
ただし、PA/BBは7.09と悪くなっていますが、あまり落ちていないという感じです。

日本時代のイチローとの比較になりますが、セイバーメトリクス的にはそれほど差はありません。というよりSecA以外は、イチローが上回っています。
    イチロー   福留
OPS   .943     .940
RC27  8.61     7.92
SecA  .321     .395
TA    1.027    0.992
長打の少ないイチローがセイバーメトリクス的には評価が低くなるというイメージがありましたが、やはりイチローの実績は、一つ上をいっていますね。

<福留孝介 Chicago Cabsのジャージ>

↑一番右は、All-Starのバッティングプラクティスジャージです。

メジャーデビュー記念フォトミント(リグレー・フィールド土入り)

福留孝介フィギュア

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