営業マン君は、とても愛想よく出迎え、そして車に案内してくれた。知人と目的の車に乗り込むと、後ろの席にちゃっかり一緒に乗り、後ろからあ~だこ~だ、説明が始まった。
簡潔にここで教えてくれた内容を伝えると「いい車です。」の一言で収まる。
そして、運転席側のドア2枚に関して知人が詳細を教えてくれと頼んだ。
「見ての通り、とても綺麗に治っていて、直したかどうかも分からないぐらいです。」
そんなことは見たら分かる。
「どれぐらいの補修だったのですか?」
「本当に大したことないと思います。」
いや、浅い説明にがっかりする私。保守管理していたのなら分かるでしょ? と突っ込みたくなったが我慢した。
「そうですね。きっと、ですよ、多分ですが、線キズがついたので直さなくてもいいぐらいだけれど、きれいにしたくて直したのだと思います。」
はい?ガードレール説はどうなった?
もし突っ込んで聞いたら『ガードレールにこすって線キズが付いた』と言っている彼の様子が見えてきたので、私は口を挟まないことにした。
思うかどうかではない。多分じゃない。事実を知りたかった。ただそれだけなのに。
「今日中に買うかどうか返事いただけそうですか?」
と聞いてきた営業マン君に
「考えます。」
としか言えなかった。
考えなくても、ヤ○セが扱ってくれないディーラー車であり、ガードレールか何か原因がわからない、補修をした車で、下手したら買った後に50万かかると予想される車なのは事実のようだ。
ディーラーさんには様々なブランドグッズがある。つい買いそうになったベアー。






