空は見れど

空は見れど

カメラ、写真の大好きな方寄ってらっしゃい見てらっしゃい、面白い機材も紹介するよ
日本中をスナップした映像を載せて行きます

空は見れどというタイトルの意味は?いったいなんでしょう。
タイトルはLeicaに関係しています。
そらはみれど『ソファミレド』という音階を名前しています。
ラの音階以下なのでラ以下『ライカ』にかけているんです。 ですからなるべくライカ関係のネタをベースに
写真を紹介して行きます。タイトルとはズレている場合が多いかもしれませんが、大きくはカメラと写真を紹介します。

 

Xenonの歴史は古く、1925年にTronnierは設計され、さまざまなレンズに改良され

Schneider-Kreuznachに大事にされ現在に至ったレンズなのです。今もこの銘は受け継がれているのです。

またXenon Lensから派生して生まれた銘玉も多いのです。

 

初めのXenonは4群6枚から成る非対称型ダブルガウス型構成のレンズです。

    

このレンズの元となったのは1920年イギリスのHorace William Lee氏のOpicです。

           

4群6枚ダブルガウス型光学系の原型でもあったので当時米国の特許申請時には設計者自身の名前とH.W.Lee氏開発

のOpic銘も併記が必要だった様です。

 

この初期のXenonは、1926年、シネ用としてf1.8からスタートしており。

1930年にf2で小型カメラ搭載レンズ, レンズシャッターカメラとして販売されている。

去年の10月にアップした記事では Schneider-Kreuznach Xenon 50mmでEXAKTA用でこの初期のレンズが搭載

していると記載していましたがEXAKTAは搭載はされてはいない2世代目のXenon から搭載されています。

お詫びいたします。

EXAKTAに搭載されるのは124カメラで1933年 135カメラで1937年以降になります。

 

代表的なのはAugust Nagel やKrauss Peggy I /II RangefinderでXenon 4.5cm F2 が搭載されています。

 

Nagel Pupille(ナーゲル・ピュピレ)は、1930年代初頭にドイツのカメラメーカーNagel(ナーゲル)によって製造され、

後にコダックAGから販売された歴史的な小型カメラです。

 

  August Nagel Kamerawerkの初期型Xenon 

 

レンズシャッターのXenon 4.5cm F2

 

Krauss Peggy II Rangefinder Xenon 4.5cm F2

 

Krauss Peggy II Rangefinder Xenon 4.5cm F2

 

Krauss Peggy II Rangefinder(クラウス・ペギーII)は、**ドイツのKrauss社が1931年頃に製造した。距離計連動式のユニークな2眼レフカメラ(ダブルマガジン方式)で、ライカやコンタックスに匹敵する工作精度を持ちながら、

非常に独創的で独特な操作性(レンズボード繰り出しでシャッターチャージなど)を持つ珍品として知られています。 

このカメラ、独特な操作性から「変態的に使いづらい」と評されるほど、ユニークな操作感が魅力です。

また、珍しいCarl Zeiss jenaのBiotar 40mm F2レンズが搭載されている個体もあり、非常に希少価値が高いカメラです。 

クラシックカメラ愛好家垂涎の「変態機」であり、その希少性から「かなりの珍品」と評価されています

 Peggy Iの最初のバージョンにはレンジファインダーは搭載されていませんでした。ビューファインダーはシンプルな光学チューブ式でした。レンジファインダー(連動式)は、後継機のPeggy IIで導入

 

ここまでが初期のXenon Lensになります。

 

 

その後Tronnierは2世代目のXenonとして改良された4群6枚ダブルガウス型構成のレンズを設計し単独名で米国の特許申請。

このレンズは、どちらかというとUltron型の原型のようです。

銘玉のレンズとしてその後改良され Ultron 50mm F2に使用されます。

Xenon(F2、F1.5)レンズは NOKTON 50mm F1.5やUltron 50mm F2の源流になり 

Summarit Summilux Planar 50mm F1.4 に影響を与えたレンズです。

(Xenon F1.9,F1.5はまた別のところで扱い致します)

 

 

 

改良型のXENONは、RETINA II やEXAKTAのレンズにも使用されています。

KODAK RETINA II Xenon 50mm F2 

 

EXAKTA Xenon 50mmF2 戦前のノンコートレンズ

 

今回 2世代目のXenonとして改良された4群6枚ダブルガウス型構成のレンズの

1937年 戦前のEXAKTA用のXenon 50mm F2 ノンコート

1948年  戦後 AKALETTE 様 Xenon 50mm F2

     戦後EXAKTA用のXenon 50mm F2 モノコート

1951年  戦後EXAKTA用のXenon 50mm F2  2機種

1952年 初期型 EXAKTA用Xenon 50mm F1.9 モノコート

 

を紹介いたします。

 

まず戦前のXenon 50mm F2を見分けるには 鏡筒にS2の刻印が入っています。

稀の市場で見かけますが探せば見つかる個体ですが、相当の年数が経って経年劣化している個体が多い

レンズの曇り、カビなどが李、綺麗なものは、数が少なく見つからない

Exakta 用のセカンドバージョンXenon 50mm F2  戦前型と鏡筒の形はそっくりでS2の刻印がありません。

このバージョンは、私が探したところ全く見つからず(マウントがLeicaMとCanonEOSマウントに改造されたものしか見つからなかった

くもったり、カビがあったりする個体も見つけられなかったのです)

この戦後前期のLensと同じ時代に設計されたAKALETTE用のXenon 50mmF2の方が見つかる確率が高かったので購入に至りました。

AKALETTE用のXenonの購入後数ヶ月でやっと状態の良いレンズを見つけた次第です(3年以上かかりました)

一番多く市場で見かけるのがサードバージョンです。 

ただこの4本やはり綺麗で、状態の非常に良い個体は少ない 

価格は3万〜5万程度 最近は上がっている傾向にあります。 

ただし初期型は10万以上値をつけている店もある

 

Xenon  50mm F2 初期型(戦前) ノンコート

鏡筒にS2の刻印がある ノンコートレンズでシリアルは13***** 1937年製

 

 

 

太陽光下ではフレアがでる。少し霞がかかっている様な描写

 

Xenon 50mm F2  戦後 前期バージョン モノコート

 

戦前の初期型と似ているが S2の刻印は無く、先端が少し長め

 

初期型に比べると少し色は鮮やか気味 太陽光が当たるとフレアは出ます。

 

初期型と比べてコントラストがあり、と色彩が鮮やか

 

Xenon 50mm F2  戦後 後期バージョン  モノコート

鏡筒の先端が平らになります。

このバージョンは2機種あり1つは 1948製で戦後の前期型と同じ時代に作られています。

よって戦後戦期型と戦後の後期は同じ時期に並行して2つのバージョンのレンズが作られていたということになります。

下の写真は後期型(前期型と同じ時期に作られたレンズ)

下の写真は後期型

 

後期型

 

 

次のXenonはAkarette のXenon 50mm F2 です。

アカレッテ(Akarette)は、1940〜1950年代ドイツのAKA(Apparate und Kamerabau GmbH(アパラート&カメーラバウ社)が製造・販売したシュナイダー製レンズ(Radionar,Xenon,Xenar,Tele~Xenarの35mm〜135mmまでのレンズなど)が使えるレンズ交換式35mmフイルムカメラシリーズの名称

「プアマンズ・ライカ(貧者のライカ)」とも呼ばれ、現代では古いレンズを現代のデジタルカメラ(ソニーα7シリーズなど)に装着するためのアダプターが作られるなど、クラシックカメラ愛好家の間で人気があります

Akarette Xenon 50mm F2

 

Akarette Xenon 50mm F2

 

レンジファインダーカメラと思いきや、レンズ交換式ビューファインダーカメラ。つまりピント合わせ: ピントは目測式で、

現代のカメラのようなマニュアルフォーカスやオートフォーカス機能はありません。

最短撮影距離が1mなので他のXenonの様に近接はできません。

ミラーレスデジタルカメラでもヘリコイドアダプターが使えないです。

何か他のXenonLensとは違った味があります。

このレンズ某サイトでエキサクタのレンズより写りが良いとの評価があり興味を持ちました。

 

 

最後は Xenon 50mm F1.9 初期型

 

Xenon 50mm F1.9は、非常に人気のある銘玉オールドレンズです。初期型は主に1950年代後半に製造され、その描写性能の高さから現在でもコレクターや写真愛好家に高く評価されています。

初期型は主に1950年代後半から製造され、鏡筒のデザインがクローム仕上げのシルバー鏡筒であることが多いです。

白鏡筒製造No3,000,000(1952年製)とゼブラ鏡筒製造No5,000,000番台(1957年製)は絞り翅18枚です。

後期型(1960年代以降製造No7,000,000以降)になると、黒とシルバーの縞模様であるゼブラ柄の鏡筒デザインが採用されています。

私の所持している製造No8,000,000番台はM42で絞りバネ6枚です。)

市場を見ると後期型の方が個体は非常に多く 初期型は希少です。

レチナ、EXAKTA、M42、アルパ、プラクチカ などのマウントが存在

初期型は絞り翅が18枚 その後コストダウンで6枚になってます。

 

Xenon 50mm F1.9 初期型

Xenon 50mm F1.9 初期型

Xenon 50mm F1.9 初期型 比較的市場で見かける白鏡筒

 

 

Xenon 50mm F1.9 のレンズ構成

 

F1.9のボケはF2とは異なります。

 

今回Xenon 50mm F1.9は初期型のみだけになります。別の機会に後期型の機種との比較を書く予定です。

初期型のXenon 50mm F1.9 は4本しか見たことがなく1本は所持しているレンズで某カメラ店に見向きもされずに残っていました。

見て綺麗だったので即購入、他で見たXenonよりもかなり安かった。もう1本はWebのカメラ店で見つけて価格が高かったので悩んで

いるうちに売れてしまった。プロトと書いてあったが、?でした。

もう1本はWebで見たときにはすでに売れていました。

あとは後期と思ってた白銅筒が1本です。白でM42は見たことがなく全てEXAKTAマウントです。

Xenon 50mm F1.9 製造No 500,000番台 白鏡筒

 

XenonのLensを集めるのも大変で、特に初期型はいい状態のLensが中々見つからないのが現状です。

製造No 3,000,000〜4,000,000以上は見つかりやすいですが、製造No 2,000,000以下のLensは中々見つけるのに骨が折れます。

ましてや製造No 500,000以下は、ほぼ見つからないか、価格が高額で買えないものもあります。

現在初期のレンズ構成のXenonを探し出しました。初期のレンズ構成のXenonは、シネレンズが多いようで135カメラ用のレンズはなかなか見つけ出せませんでした。なだ手元にはないので何とも言えませんが製造No 500,000のものです。

またSchneider-Gottingen(ISCIOの前身)の製造No 400,000(航空カメラ用のLENSとして作られた)のXenon125mmF2も手に入れましたこの辺は次回にまたご紹介できるものと思っております。

製造No 300,000〜100,000は、引き続き探しているところです。

 

ただLens が集まっても比較や作例を撮影する時間も中々ない状態です。今回も十分な作例が得られていません。

また第3弾をアップする予定です。

 

では、片手間に撮影した作例を見てください。

Xenon 50mm F2 戦前初期型

 

Xenon 50mm F2 戦前初期型

 

Xenon 50mm F2 戦前初期型

 

Xenon 50mm F2 戦後前期型

 

Xenon 50mm F2 戦後前期型

 

Xenon 50mm F2 戦後後期型