Chapter 1661: ボンクラの盆暮れ | Jet Stream

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子育ての秋、お仕事の秋、家事の秋、勉強の秋。
別に秋に限ったお話ではないですね、年間ですからね。

火曜この時間の投稿。まあ夏休みですから。

自分の場合はちょっと特殊なところもあるんだが、それは気になる方だけ過去のコラムをご覧くださいまし。

 

で、お盆ですね。娘の保育所も今日はガラガラで、普段は学年別のところ今週は乳児と幼児の2クラス制に絞り込んでの保育という体制でやるんだそう。

母方の祖母亡き後の初盆。で、今回はこの関連での話題を。

 

墓じまいについてですね。

ウチの家系は、父方母方ともに永代供養を依頼している。いずれも駅から徒歩10分以内の好立地にある寺の敷地にある合葬墓に埋葬されている。父方の墓には去年お詣りしてもいる。

特に母方の、自分から見た祖父は別の墓から引っ越しという荒業を去年やっている。

両親は母方の合葬墓に入るつもりでいるようで、その関連の手続きもカネ関連含め完了しているとのこと。

ご家庭によっては、この墓の扱いについて意見が割れて、あるいは「まだまだしょんなに年取っちょらぬわい」とか何とかでモメて、一向に話が進まないというところも少なくはないんだろうとは思うが、コレができてるってことで一安心ですかね。
 

では、自分があの世に吹っ飛んだときはどのようにすればいいのかについて考えたことのあるのか、という問題もありますよね。

コレって何だかんだで保険と並ぶレベルの重要な問題なのではと思うんだが、どうだろうか。

今永代供養の墓が人気で、今後恐らく今の時代で言う保育所とか学童保育の待機児童みたいなやつで待機遺骨みたいなやつとか出てきはしないだろうかと思ったりするんですよね。

「保育所落ちた、じゃぱん死ね」ならぬ「墓所落ちた、じゃぱん呪い倒してやる…」とか。

結構ゾッとしません、コレ?夏だけに恐いお話ではなく、世の中のリアルな課題として。残された人としてはいかがはせん。

 

それを真剣に考えるにはまだちょっとお若いのではというご指摘をされる方もいらっしゃるのかもしれないが、実は自分はコレについてある程度考えたことがあったんです。

今でこそ妻子持ちで、家族でやっていくにはどうすればいいのかが第一課題で、今後もありつづけるんだろうと思っているが、ほんの5年前までは特に秋になると死について考えたりしてましたからね。それこそ死後の世界、自分がヒトでなくただのモノに帰することの想像から、自分亡き後の処理的な部分に至るまで。

で、あの当時は自分個人的には墓所は特に必要ないのではという結論に至っているんです。

一応仏教の一派の家系ではあるんだが、死してなお宗教的な何かを結び付けられるなんてナンセンスと思われ、自分みたいなボンクラが死んだところで何か後々まで引っ張るのも、ね…という考えがあるもので。

自然派的なやつとか、あと最近出始めている宝石へのトランスフォームの技術なんて良さそうでは、というのが個人なりの考えだった。

 

ただ、実家はそこまで気にしなくてもよさそうに思われるところだが想定に反して家庭を持った今、奥さんやその家系(合葬墓ではない)の考え方との折り合いとかも考えないといけないですね。奥さんは違うらしいが、親戚間では死生観や宗教観が結構入り乱れているらしいし。それこそ結構モメるのも覚悟しないといけないのだろうか。

何かの間違いでこのコラムをご覧の皆様、お宅ではどうお考えでしょうかね?