Chapter 1643: 乗り換えの春 | Jet Stream

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自分と向き合うって、何でしょうかね?
ともすると破壊的なことになりかねぬ。

4月、新年度になりましたね。

娘も保育所の学年が上がり、前回コラムに書いた通り担任が全員変わった中で何とか対応できているところ。

 

で、昨日園全体の保護者会が行われたんだが、まあ荒れたこと荒れたこと。コレって某発酵物質の健康問題で揺れた会社の株主総会といい勝負なのではと思われたくらい。前年度に何度か参加した運営委員会では抑制的な人が多かったが、総会的な場だとまあ誰も彼も遠慮も容赦もないですよね。まあ得られる情報が少ないままこの1年きてたし、たまりにたまったうっぷんが爆発した感じ。怒り狂うだけでなく、泣き出す親御さんもいた。

新任の園長にとってはかなり重苦しいスタートとなっただろうが、年度変わってそれまで得られてた感染症だとか新任紹介などの話も聞かないまま1週間が過ぎてたのもあるのは事実。前任から引き継ぎってどの程度されてたんだろうか。

自分も同じ感覚ではあるが、経営側への反感を持ってる人が相当いるようで、中には「コレは現場と経営との戦いです」という荒々しい意見まで飛び出したほど。

まあここでの答えは半年くらい経ってから分かってくるところが多いのかな。とりあえず副園長が就任1週間で姿を消したというところからもまだまだ道は長そうではある。まあ保育所の方々もスタッフである以前に人間ですからね…とか何とかいうやや寛容な感情もこの1年で養われたところ。

 

そんな中でも保育所を変えるのはなかなか簡単ではないという現実も実感しつつ、今月に入ってから乗り換えを試みてるモノもいくつか。

まず床屋を変えた。学生時代からお世話になってきたところはもともと¥2000台という価格設定で、その秘訣は見習いレベルを脱して間もないスタッフが多いため、という店だったんだが、オーナーが何度も交代しその度に値上げ、スタッフの中にはベテラン勢が出てきてるからその影響か…?と思ったものの、今や当初の3倍近く、¥6000を超えてきており2ヶ月に1回お世話になる身としては無視できないお値段になったので家の近くのを開拓したってわけです。

 

そこで見つけたのが¥3000強というお値段のところ。無愛想な店主一人で店を守ってて、現金のみで待合室もかなり殺風景な造り。そして電話での予約必須。

でも評判通り確かな腕で会話すると決して悪くはない。予約だってこれまで行ってた店も必須だったので別に違和感はないし。あとプラス¥500で顔剃りもしてくれるんだそうな。今後前に行ってたところも時々足を運ぶ可能性はあるものの、基本はここでのお世話となるのかも。

 

あと変えたところはクリーニング屋。去年12月から前の社が撤退し別の運営母体になったんだが、それからというもの格段にサービス内容が悪化。

店番はそれまでは社員とおぼしき制服を着た人がやっててとてもシステマチックで安心感があったんだが、今はおばあちゃんが担当、そして何ヶ月経っても慣れない感がぬぐえぬままきている。クレジット決済の機器の操作も未だままならないし。

あと預けてから回収可能になるまで、前は早ければ翌日、長くても4日間だったのが今では早くて1週間。

そして極めつけはここでもやはり値上げ。

クリーニング激戦地区に住んでて、ここの世話になるのを続ける理由はもはやない。

…というわけで先月の葬儀で登板した奥さんの喪服のクリーニングをきっかけに乗り換えをしたってわけです。

 

しかしこうして見ると経営側の都合にユーザーが振り回されるという構図の実に多いこと。保育所も床屋もクリーニング屋も全てですものね。保育所の質の問題とか値上げの時代とか何とかいう時代だが、根本見てみるとコレばかり。

引き続きアンテナ張らないとユーザーは食いモノにされてしまいますね、気をつけねば。

 

ちなみに乗り換えというと、このコラムも昨日機種変更した携帯から投稿しております。前の携帯との相性がよろしくなく、2年で交代となりました。新旧どちらも4桁のお値段だし悪くないのでは、と。

 

そんな乗り換えの春。がんばってまいりましょう。