Chapter 1631: 続・保育って? | Jet Stream

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庭の片隅で、
チンチロリ~ン♪
って、893がどんぶり持って遊んでるわね。

前回のコラムから1週間経過してしまったが、結局アレからも滞在は順調に進み、奥さんは地元の友人と、自分も2Tと無事にお会いすることができた。

あと帰りは新大阪から自由席に乗ったんだが、アレは使えますね。スムーズな乗車、そして娘が横になっても大丈夫な座席の余裕。まあ眠れはしなかったけれども。

そのせいか、義実家に行った週としての疲れのたまり方は去年より格段に少なかった。

今後もますますお世話になることだろうと思う、少なくとも家から小学生未満の子がいなくなるまでは。

 

で、新年最初のウィークデーの週と相成ったんだが、まあこんなモノでしょうというやや緩やかめなスタートだった。

毎年こんな風にスタートすれば…と思ったところ、奥さんが非常にガタガタなお仕事始めだったそうな。なんかスミマセンねぇ、って感じ。

自分も来週は後半が厳しくなりそうな予感。でもコレもまた10営業日となるとこんなところか。

ていうか特に今年はゆるゆるもへったくれもない大変なお仕事の方もいらっしゃるんだからして。元旦の地震で被災した区域に近いSはこの関連で月末はこちらには来られぬ見通しらしい。どうにか踏ん張ってほしいモノですね。

 

土曜の話。

保育所の運営委員のオンライン会合があり、メンバーになってしまっている自分も参加したんだが、まあ実に血圧の上がるひとときとなった。

この保育所は以前から慢性的な人手不足が続いてるんだが、今年度に入ってからますますひどくなっており、この9ヶ月の間で実に6人がやめてるんだそう。何たる離職率の高さ。

当然保育担当の確保は課題とされており、実際担任不在の状態が続いてる学年も複数あるんだが、まあコレはどう考えても職場環境の問題が少なからずあるでしょう。職員間のギクシャクがないかどうかについて、自覚のある人間、または目撃経験のある人間が黙ってるってこと。

大体子どもたちやその親に向かってひとつひとつの言葉をわざわざ悪しざまなニュアンスにねじ曲げて言ってばかりいる人間(自分も何度も被害に遭ってるが、それこそ子供の発達を何だと思ってるんだと疑いたくなるレベルの見識)を何の教育もせずに放置してるのであれば、そりゃ職場の雰囲気ってのも知れるってわけですからね。

 

スローガンを盛り込んだあいさつを定期的にやってるだなんてそんなの教育としての取り組みなんかじゃありゃしません。つまり職員は実質初等教育養成を学校で学んで以来何のアップデートもしてないってのを確認する格好になった。

かくして心の余裕も人員の余裕もなくなり、子どもの放置事案が続発するんですね。よく大事になってないモノだと思う。

 

そして前回はあまりよくわからなかったものの、大手の保育所運営業者って、経営と現場の乖離が相当なモノであるという実態もわかった。

まず、エリアマネージャーが不在の中この打ち合わせは行われた。そもそもコレの時点でおかしいですよね。どこで何してるのかの説明も一切なし。事前資料の通りの名前の人物が出てたから、コレはつまりもともと出る予定がなかったということ。当初から新年会とかでヨヨイのヨイになってる予定だったとするならば、運営委員、つまり保護者や現場の人員とやらは相当にナメられた存在なんだろう。

 

あと経営側では本部員とやらが出てたが、訊かれてもいないのに会議の早々に「現場には行く機会がなくエリアの者にお任せしてます」とぬけぬけとぬかしておった。

採用計画の説明がどうにも保護者の意見を反映したモノになってない印象だったのもさもありなん。現場ではなくあくまでも経営側観点で、法律上の数値を満たしてさえいればというスタンス。

その姿勢の現れか、定員だとか充足数、そして現場への指導、保護者の理解増進等々しっかりとした取り組みができるよう努力していきたいとか何とかいう、政治屋風な紋切り型、言葉の上滑りばかりが目立つ実にヒドイ答弁の羅列に終始した。

まあコレでは保育業界に人を集めるのは至難の業というのはわかるような気がする。結構こーいう実態の経営してるところ多そうだし、また実際ニュースにもなってるし。

 

前にコラムにも書いたが、昨秋娘の転園候補とやらを回ってはみたものの、どうもしっくりこないところばかりだったのでここには当面お世話になるしかないという見解ではあるものの、不信を募らせるばかりの会議となってしまった。

 

とりあえず、娘にはせめて保育所ならではの小さいうちからの人との触れ合いの機会、そして友だちとは何ぞやというのを学んでほしいと、そして事故の当事者とならないことを願うばかり。

あと他園のリサーチは今後も継続すべきところなんでしょうね、人の生命を預かる役目のあるところがこんな体たらくだと不安しかない。