Chapter 1598: Studying Holiday | Jet Stream

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自分と向き合うって、何でしょうかね?
ともすると破壊的なことになりかねぬ。

月曜この時間の投稿。出社の通勤電車の中で打っております。

今日は新聞の休刊日で、この時間にコラムを書く余裕があるんですね。


先週末は久々にTイックの試験を受けてきた。

前回コラムで禁酒してる話を出してたが、コレが原因だったんです。

まあ時々でもこの試験は受ける機会をつくっておかないとと思う。年間通して受けられる機会があるが、コレのせいで逆に「次の月にすれば…、いやこの次でもいいか」のループに陥ってたところだったが、どうにかして脱却できた。

恐らく受け始めてからは最長のブランクを経ての再挑戦となったが、この間で結構この試験の制度って変わったんですね。

このブランクの間にプレミオの波がやってきて、職業の流動性がどんどん変わり、履歴書で重要視されることも多いこの試験自体の立ち位置も変化してきてるのも大きいのだろう。


まず受験料が値上がりしてた。2割くらい。結構コストのかかってそうな試験なのに、プレミオ禍で一時期試験会場の人数制限がかかってたし、それの埋め合わせか何かか試験の頻度が上がってて試験問題のフォーマットもその分量産しないといかんというのもあるんでしょうね。

しかし国家試験の値上げには微妙な反発心を抱きがちなところなのに、この試験の度々起こる値上げにはそこまで「マジですか」感がないなんてのも不思議なお話ではあるんですけどね。

ただ個人的にちょっとやりすぎではと思うのが、来年度から試験結果をWebベースでしか出さない予定でいるってこと。

古い考え方なのかもしれないが、試験の醍醐味のひとつって紙媒体で来る結果通知なのではと思うんですよね。形として残り続けると、酸いも甘いも戦績としての記録されるわけなんですから。それが環境保護なのかコスト削減なのか不明だがなくなってしまうってのは、時代の要請による面があるとはいえ味気ないような気もする。

つまりコレってWebページを見られない人は試験を受けるだけで結果不明という事態になる可能性があるってことですよね。従来は忙しくても郵送されれば結果くらいはわかる機会があったところを。試験申し込むくらいの意識の高さとやらがあるんなら結果だって見るくらいできるでしょ、って発送…発想か。

まあやはり賛成はできかねるところですね。


試験は某ホテルにて実施。ホテル会場で受けたのは初。コレもプレミオ禍をきっかけに始めたモノなのだろうか、それとも以前からあったんだろうか。

さながらワーキングホリデーならぬ、スタディングホリデー、略してスタホリってやつですね。

試験の進め方でも以前から若干の変化があり、集合時間を過ぎたらその後休憩が一切なし、ミタライにいくのにもいちいち試験官の許可がいるという制限が加わっていた。時間ギリギリ行動の多い自分には要注意な変化点といえるのかも。

逆に緩んだ点としては、試験中の水分補給OKになったところ。コレは健康面を気をする観点から認めるようになった、ってところなのかな。ただコレも利用しすぎるとミタライが近くなるという難点になるのが恐いですね。


試験は問題集解いてた時点で問題構成が変化してた、具体的には長文系の割合が増えてたのは把握してたので当日に自爆的サプライズとなることはなかった。まあその程度の対策くらいはして臨まないとダメだけども。

問題の難しさも、まあこんなところかなって感じで驚きはなし。秒殺できるのとこんなの解けるかってのが混在。短文系が難しいのが多く時間内に解ききれるか不安になったものの、割合の増えたという長文系がひねりのあるやつがそこまで多くなかったのか、終わってみれば5分程度の余裕。多少は見直しできたのはうれしいところ。


ところでこのホテル、試験会場に結婚式か何かの控室っぽい部屋が割り当てられていた。

防音はしっかりしてて隣の部屋のリスニング音源が一切聞こえないのは良かったが、外の防音はイマイチで度々緊急車両が通過してたのはよく分かった。まあリスニング中にそれが来なかっただけ良かったともいえるんだけども。

受験者用の座席は一昔前のホテルにありがちな、背板が丸みを帯びて、やや硬めのクッションが座面と背板の真ん中にあるやつ。

まあ腰にくることくること。2時間の試験時間、そしてその前の集合時間から開始までの時間でほぼ動けないときたモノだからなかなかツライ。大学の大教室のほうがマシなのではと思えるくらい。


そんなこんなで、無事に試験を終えて週末を乗り切ったってわけです。腰痛は未だに少し残ってるが。

語学の試験なんて遠ざかってたが、たまには意識を新たにする意味でも受けてみてもいいモノですね。

料金が微妙な心理的ハードルになるし今後どのくらい余裕ができるかもわからぬところだが、来年春くらいにまた受けるのも考えてみますかね。